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2015年6月議会 学校給食は、自校方式をまもり広げるべき

2015年6月議会 「学校給食は、自校方式をまもり広げるべき」ほか2件で一般質問
一般質問の内容は次のとおりです。

1. 学校給食は、自校方式を守り、広げるべき
(1) 構想案の策定経緯と総括、自治基本条例の遵守を求める
(2) 四国中央市は一つ、サービスは高い方へあわせるべき
(3) 構想案の効率化優先から、子ども本位の給食を自校方式で

2. 養護・特別養護老人ホームのあり方について
(1) 民営化等選定検討委員会の任務と構成について
(2) 民営化した豊寿園の現時点での状況について
(3) 豊寿園の更なる検証とともに、不安定さを拭いきれない移譲の見直しを
 
(4) 措置施設である敬寿園は、公立で運営し、まちなかに持ってこよう 
3. 川之江地区まちづくりについて
(1) 川之江地区まちづくりと立地適正化計画の関連について
(2) 高齢者施設の誘導について、どう考えるか
(3) JR川之江駅の駅裏との交流について
(4) 新宮地域に、まちづくりの検討はあるのか
 
 今回は、6月23日(火)2番手で一般質問を、一問一答方式で行いました。
質問・答弁の概要をお知らせします。


 議席番号5 日本共産党 三好 平です。
 はじめに、安倍首相は、昨年7月1日に「集団的自衛権の行使容認」を閣議決定し、その実行を可能とする「戦争法案」が5月26日、国会で審議入りしました。安倍首相は「平和安全法制」と言いますが、中身は「戦争法案」そのものであり、憲法を踏み破る暴走をしています。これは、憲法9条の中身を全面的に壊すもので、6月4日の衆院憲法審査会で自民党推薦を含む参考人の憲法学者3氏が「違憲」と断じました。ここに、憲法と立憲主義のそもそも論に焦点があてられています。
日本共産党市議団は、党中央とともに、即時廃案を強く求めて行きます。そして、立場の違いを超えて「戦争する国にしない」一点での共闘を大きく広げるため奮闘することを表明し、質問に入ります。

機コ惺撒訖は、自校方式をまもり、拡げるべき についてです。
私は、学校給食は自治体直営の自校方式で実施することを願うものの一人で、少なくとも現在自校方式で実施しているものは維持し、将来広げていくべきと考えています。
今回の「四国中央市学校給食施設整備基本構想(案)(以下、構想案という)」は、平成23年7月に設置された14名で構成する「学校給食センター建設準備委員会(以下、準備委という)」が、平成27年4月に市へ提出した「四国中央市学校給食施設整備の在り方」とする報告書を踏まえ、市が基本的考え方を取りまとめたとしています。
 そもそも、準備委は三島学校給食センターの移転改築を基本に協議すべく設置されたものが、平成24年7月の準備委で、土居学校給食センターと一本化で進めると確認し、今後は個々に戻すことはないと平成25年3月議会で答弁されています。当初方針と違うことに対し委員からも厳しい意見が出たと同議会でも答弁しています。加えて、今回の構想案は、三島と土居の給食センター一本化で進んでいると思っていたら、突然川之江の自校方式を止め、市内すべてを将来的にセンター化すると発表されました。この2年間の間、途中経過の報告や方針転換の説明もないままであります。こうした、唐突な方針転換を2度も繰り返し、その総括もないまま、提案内容の正当性だけ強調する手法、加えて委員14名の範囲でのアンケートを取った結果として、給食の供給方式の根幹にかかわる問題の方向性を提起するのは乱暴にすぎます。その前に、広く子どもたちや、保護者、関係者にアンケートをし、その結果を準備委で分析、検討を加えるべきであります。教育委員会は、実施段階で関係者の意見を聞くと説明していますが、順序が逆であります。
そこで、現在自校方式で実施しているものは維持継続し、将来において拡大することを求めて、次の点について質します。
(1)構想案の策定経緯と総括、自治基本条例の遵守をもとめる ことについてです。
〇暗腟訖センター老朽化は、合併前から問題になっていたと聞いています。これまで、なぜ放置されていたのでしょうか。また、準備委設置が平成23年7月で、平成24年7月には、単独を止め三島と土居の給食センターの建て替えとする方針が(委員の異論ある中ではあったが、)確認に至ったとのことだが、その後の取組みはどうであったか。その経緯の説明がなぜないのか。
【教育部長の答弁要旨】
 三島学校給食センターの問題は、施設や設備の老朽化に対応し、設備や調理器具等の更新やドライ運用の導入などの改善を実施し、衛生管理の向上に取り組み、安全・安心な給食の提供に努めてきた。一方、平成21年に学校給食衛生管理基準が制定されるなど学校給食をめぐる情勢も大きく変化し、より厳しい衛生管理が求められるようになった。このような中で、平成23年に「市給食センター建設準備委員会」を設置し、学校給食に係る施設整備や運営上の課題について検討してきた。平成24年の協議においては、三島学校給食センターと土居学校給食センターの統合の方向性を出したが、その後25年の協議において、川之江地域の自校方式給食のあり方も含め、市全体の学校給食の方向性を提案すべきとの意見が委員より出された。このような経緯を踏まえ、平成26年度より川之江地域の学校給食施設や効率幼稚園の給食の方向性、人口推計に基づく適正な施設規模の観点から総合的に検討を重ねてきた。その経緯は、平成26年9月議会で三谷議員のご質問にお答えし、その後、中間報告として昨年12月に議員説明会でご報告した。
【三好見解】
 納得いく説明とはいえません。

∈2鵑泙申斗廚癖針転換で、自校給食を実施しているものまでセンター化を目指すとしているが、これまでの総括もないうえに、生徒、保護者はじめ関係者のアンケートなど取り組みもせず、委員14名のアンケートでセンター化の方針を固めるのは、自治基本条例の基本理念「市民が主役の市民自治の確立」を遵守していないので、仕切り直しを求めます。
【教育部長の答弁要旨】
 構想案は、準備委で述べ17回にのぼる協議や施設の視察を経て取りまとめた報告を踏まえ、策定したもの。準備委では老朽化した三島給食センターの整備を検討するため協議を開始し、協議の仮定では2箇所の給食センターの統合案も俎上に載せたが、市全体の給食施設の整備の方向性を議論すべきとの意見を受け、市全体の方向性を示した構想案となった。委員のアンケートは、自校方式、センター方式のメリット・デメリット、学校給食で大切だと思うことなど協議の基となる意見を集約し、論点を明確にするために実施したもの。また、準備委は学校関係者やPTAの代表、公募委員等から組織されており、学校給食に最も関心がある当事者の意見がより反映され易い委員構成である。さらに、今回策定した構想案は、タウンコメントを実施し広く市民の皆様へ意見を求めており、自治基本条例の基本理念を遵守している。
【三好見解】 
 PTAの会長さんにも聞いてみたが、「保護者をまとめる役割を求められてはやれない、みんなの意見を聞いてからでないと」といわれる方もいる。給食の根幹にかかわる問題です。慎重のうえにも慎重に対応するべきです。

(2)四国中央市は一つ、サービスは高い方にあわせるべき
々汁朧討痢P5−3)地域間格差の解消の項では、川之江、伊予三島地域の4幼稚園が給食未実施をあげていますが、近隣の学校から供給するなど新宮で実施している方式で供給可能ではありませんか。また、近接の保育所からの補給、幼稚園自身での給食などの検討はどうか。わざわざ、実施のためセンター方式の導入理由とする点は不可解。なお、川之江地区まちづくり計画では、川之江保育所と同幼稚園の機能集約として、認定こども園の整備が謳われており、自校方式対応が可能であり、合理的ではありませんか。ただし、認定こども園には、わが党は意見があることを申し添えておきます。
【教育部長の答弁要旨】
 近隣の保育園から幼稚園の給食を提供する場合、配色数の増加や保育園にはない炊飯施設の整備など大規模な施設改修が必要な上にセンター方式と同様に配送車も必要になる。また、施設を改修し親子方式により施設整備を図る場合、給食施設は建築基準法上の工場に位置付けられることから、規模によっては工業専用地域、工業地域、準工業地域あるいは用途区域外に限られる。さらに、文部科学省より「学校給食衛生管理基準」に準じて幼稚園に給食を提供することが通知されており、用地確保の観点からも近隣の学校・保育園からの配送を前提とした幼稚園の給食の実施は難しい。
【三好見解】
 難しいというだけで、やれない理由ばかりでなく、子供たちの問題として、やるための知恵を出すべき。幼稚園給食実施は、様々な検討のうえ、センター化は見合わすべきです。
※参考資料:川之江保育園114名、幼稚園71・金田保育所60、南幼稚園46
      松柏保育園93、東幼稚園81・豊岡保育園47、南幼稚園63
      妻鳥小:S54年児童数500人・H31年度予測約460人(現給食施設で供給可能)

構想案は、四国中央市は一つとして、川之江地域が自校方式で運営方式に違いがあり、センター化に統一すべきとしていますが、サービスは高くの視点での整備こそ求められていると考えますがいかがですか。新宮地域は建て替え時に自校方式で対応するのは当然のことです。
【教育部長の答弁要旨】
 当市の給食施設は、自校方式とセンター方式があり、それぞれの運営方式には長所と短所があり、どちらの方式が優れているか、その良し悪しを本構想案で決めるものではない。構想案は、自校方式の抱える諸課題を解決し、安全・安心な学校給食を提供することが最も重要であるとの考えから、本誌の将来的な人口減少も見据え、長期に渡る時間軸で段階的にセンター方式に移行するという整備方針を策定したもの。情勢が大きく変化(衛生管理基準)し、構想案では、自校方式の長所をセンター方式に取り入れることや、未実施の幼稚園においても給食を実施する方向性にも触れており、市民サービスの向上に資するものと考える。また、新宮地域は、配送に時間を要することから、新宮小中学校新築事業の中で共同調理場方式による整備を考えている。
【三好見解】
 サービスを下げての統一は納得を得られません。関連しますので次に移ります。

(3)構想案の効率化優先から、子ども本位の給食を自校方式で
 自校方式とセンター方式の比較検討の説明は合理的か(各項目に照らして)。
○自校方式およびセンター方式の比較では、センター方式については、自校方式に劣る点について、調理時間確保のための二段階配送や保温に優れた食缶など経費を問わない姿勢で種々対策を明示されているが、自校方式の不利な点とりわけ用地確保が困難とし、対策の思考停止状況は寂しい限りです。
○また、最近は給食センターでのネズミや食材の中に異物、異種なもの(河豚)が混在していたなどの記事が多くみられる状況で心配が募っています。食の事故の影響範囲、対応の限定化による省力化など自校方式が注目されます。また、東日本大震災では、学校が避難場所になり、そこでの自校給食設備が炊き出しに大きな役割を果たしていることも指摘されています。こうした点在する優位性も十分検討に値するものと考えます。
○食材購入の項では、納入業者の意見として安すぎて参加不能との声も聞こえてきます。地産地消の原則は、自校方式がより対応可能ではないですか。センター方式は一括多量納入で地元は、参加できなくなるのではありませんか。
○衛生管理の項では、ドライ方式の導入に努めることとしており、無条件にドライ方式に移行を義務付けていない状況であり、現自校方式も許容されています。改善は進めることは必要ですが、丁寧な説明がいると考えます。いかがですか。
○調理員の項では、人員がセンターの方が少ないとして効率的とのことだが、経費だけの視点ではなく、地元労働者の雇用機会の確保と何よりも子どもたちのための視点の重視を求めます。また、休暇が取りづらいなどをあげていますが、待遇改善と給食提供方式は別問題で検討すべきと考えます。
【教育部長の答弁要旨】
 1点目の比較検討は、両方式には長所と短所があり、自校方式は配送に時間を要しないこと等が長所である。また、センター方式では、現状においても2重食缶の使用により自校方式と同様に温かい給食を提供しているが、更に構想案では2段階配送により喫食時間を短縮することを検討している。一方自校方式による施設整備は、用地確保が難しく、校舎の改築を含む大規模な更新を要することから、現在の条件の中で整備可能な計画を策定することは困難である。次に、最近のゅ齲蝕に関連した報道は、施設の管理運営上の問題に起因するものが大半であり、運営方式の違いによるものではないと認識している。また、災害時に避難所となる学校の役割は大きいが、自校給食施設も冷蔵庫やボイラーなど大型機器の東海、ガス管・上下水道の損傷により給食施設が使用できなかった事例もある。施設が点在する点は指摘のとおりだが、被災状況の影響を大きく受ける学校給食施設は、児童・生徒に安全・安心な給食を提供できる施設整備を図っていくことが重要であると同時に、災害時に活用できる整備もあわせて考えていかなければならないと考えている。3点目は、運営方式に係らず、地域ごとに入札による一括購入を実施し、保護者負担の軽減を図っているが、川之江地域では、配送の煩雑さから入札参加業者が減少しているのが実情である。また、地産地消は、土居学校給食センターの事例を見ると、平成26年度の野菜の地産地消率は、46.7%としないで最も高く、川之江・新宮地区は17.3%という結果であり、必ずしも自校方式が高い状況ではない。4点目は、ウエット方式の調理場は、水で床を濡らさないドライ運用が求められ、移動式シンクやカートなどが必要。狭隘な作業環境になるうえに調理員の負担も大きく、施設を更新する際には衛生管理基準に適合するドライシステムにすることが必要と考える。5点目は、現状の課題を取り上げたもので、センター方式は運営経費の抑制効果があり、財政面の負担軽減が図られる一方で、未実施となっている幼稚園の給食の実施など新たなサービスの展開に期待している。また、子供たちの視点の重視は指摘のとおり大変重要なことと認識している。具体的には、両方式のどちらも、最近の給食調理場は特別な場合を除き、調理場内が見えたり、臭いがすることがないのが実情。給食に対する親密感などの醸成は、身近な場所にあることよりも、学校全体の食育に対する考え方に負うところが大きいと思いますので、今後とも栄養指導の充実や調理員や生産者との交流給食など、食育の推進に努めたい。自校方式がセンター方式と比べて、必ずしも優位でないことは自明のことではないかなと考えている。
【三好見解】
 効率化とか経費の問題ではない視点でこの問題をとらえていただきたい。食育の充実、学校給食法に定められた、豊かな給食で、どんな人格を形成していくのかが大きな課題でありそこを深める議論を求める。

 上記のことから、構想案で「三島学校給食センターの整備は急務ではありますが、市全体の今後の整備計画に合致する施設であることが重要です。」と記されていますが、合併前から三島給食センター建て替えは提起されていたのに、この段階で将来自校方式を止めセンター化に移行させるという唐突な問題提起は、急務としている三島給食センターの建て替えをさらに遅らせることになる要因と考えます。自校方式の廃止は、見直しを求めます。
【教育部長の答弁要旨】
 構想案策定に当たり、建設準備委員会においてセンター方式、自校方式それぞれの施設整備をどうするかなどいろいろ議論されましたが、運営方式の前提条件は、学校給食施設の現状と課題などの実情を踏まえて判断するものである。構想案は、今後整備する新しい給食施設から児童・生徒に給食を提供するに際して、センター方式や自校方式の長所、短所両論を検討したうえで、自校方式の長所を新しいセンター整備の中で生かしていく方向性を提案したものである。給食施設の整備は長期に渡る時間軸の中で計画的に進める必要性があり、実現可能な計画を策定することは、市の責務であると考える。
【三好見解・再質問】
 結局センター化へ持っていこうとしている。自校方式かセンター方式かを議論する機会がどこにあるのか。 市民本位、未来担う子ども本位の立場で、広く議論を起こすことを求めます。構想案には、食育を通しての人格形成の深い議論{や選択肢の重要な要素の一つである自校、センター両方式の規模や事業費についての議論}など、更に深めるべき課題が残されていると考えます。その際には、全国で注目の群馬県高崎市や県内今治市などの先進例にも学び「自校方式は、金はかかるかもしれないが、豊かな食事によって、豊かな心、人格形成をめざし、子どもへの投資はもったいなくない」との姿勢で自校方式を広げていること、高崎市はすでにドライ方式に切り替え、合併した町村のセンターを、各年度2校のペースで自校方式に切り替えているとのことです。こうしたことを知らせて調査・研究を行うことを求めます。
【教育部長の答弁要旨】
 高崎、今治の事例を示していただいたが、これまでお答えしたとおり当市の学校給食施設の現状また課題、条件などを十分に検討して、基本構想案で示しているとおり、3つの基本理念がある。1.安全・安心で栄養バランスを考慮したおいしい給食の提供を目指す 2.安全衛生管理の強化を図り、稼働効率の高い施設整備を目指す 3.食育に関する教育的施設の整備を目指す、この3つの理念に基づいて計画を進める。
【三好見解・再々質問】
 市民総がかりでこの問題を検討する姿勢が見られない。この構想案どおりにはまとまらない可能性を追求していきたい。最後に教育長は、どう考えられるか。
【教育部長の答弁要旨】
 今後の進め方ですが、現在タウンコメントをまとめている。市の考え方も示す。先般、学校給食会があり、その中で委員のあるPTAの会長から、PTAの会長だけでなく今の保護者、PTAのみなさんにも今の施設、川小など見学して、広くどういうふうに進めていくか説明してほしいと提案もあったので、そういうことも今後PTAにお願いして、取り組んでいきたい。
【三好見解】
 教育長の答弁なし。非常にさみしい。

供ネ楔遏ζ段麺楔醢型優曄璽爐虜澆衒について(※時間的制約でカットしたところあり:表示は{})
{地方自治法は、第2条で地方公共団体は住民の福祉の増進を図ることを基本として地域における行政を自主的かつ総合的に実施する役割を広く担うものとすると規定しています。}
(1)四国中央市特別養護老人ホーム民営化等選定検討会(以下、「選定検討会」という)の任務と構成について
所掌事務として具体的には、先に民営化した豊寿園の民営化後の検証、萬翠荘及び敬寿園の移譲先事業者の選定等を行うとして、会の委員構成を、行政6名、民間4名の10名とし、任期は平成29年4月1日を目途としているとのことです。
選定検討会要綱2条所掌事務では、特別養護老人ホームの規定はしているが、養護老人ホームについては規定がないが、説明を求める。敬寿園は、「高齢者福祉施設のあり方検討会(以下、「あり方検討会」という)」でも定数が決定していないとして、考え得る3つの選択肢を提起したにとどまっています。
委員については同要綱3条組織では15人以内としているが、なぜ10名でうち行政6名と偏りがあるのはどうしてか、多角的視点が必要ではないか。説明を求める。
【真鍋副市長の答弁要旨】
 「市特別養護老人ホーム民営化等選定検討会要綱」に養護老人ホームの規定はないが、過去の経緯からみても特養と養護を一体的に議論してきたことや、今後の議論に関連があることから、所掌事務にある「その他市長が必要と認める事項」として養護老人ホームも含める。{次に、敬寿園の定数問題は、現在の施設では居室空間確保のため、最大で24名しか入所できない現状から、近年の入所状況は22〜3名で推移している。しかしながら、高齢者人口の増加に伴い、養護を必要とする高齢者の増加は確実であり、現在の定数枠50名の確保は必要である結論となった。}また、方向性は「あり方検討会」で示された3つ、即ち、共楽園の増築による増床、民間への定数枠を譲渡し新設、市が新設し直営又は指定管理による運営について研究・検討をした結果、その一つである「民間に定数枠を譲渡し新設する」方向が可能か探りたい。民営化等選定検討会の委員構成は、これまで「あり方検討会」で協議されてきた内容を踏まえ、移譲先法人を公募するにあたっての条件、選考方法及び選考をする会議であり、専門的視点を重視した構成となっている。
【三好見解】
 萬翠荘には指定介護、短期入所、居宅介護、通所介護などあり、「等」はそれを指すので、敬寿園は別規定ではないか。
養護老人ホームと入れることができるのではないか。平行線です。再検討を求めておきます。

(2)民営化した豊寿園の現時点での状況について
移譲して2ヶ月、共同引継ぎ介護の実施から5ヶ月と短期ではあるが、民間移譲の優位点としていた効果は具体的にどうか。入所者の継続性はどうか。職員の勤務形態・処遇の変化はあるか。職員の身分確保の見通しは。
【福祉保健部次長の答弁要旨】
 民営化の最大の目的でありました「医療と介護の連携」は、移譲先法人と系列の医療機関との連携から、医師による巡回診断の回数が増えると共に、緊急時の即応性、機動性が高まったことから利用者にとっての安心、安全の確保が十分に達成できている。次に、入所者の継続性は、民間に委譲したことによる退所はなく、ショートステイやデイサービスの利用についても稼働率が上がってきている。職員の勤務形態は、民間移譲による極端な環境変化を避けるため、移譲前の状況を維持した運営となっている。職員の処遇及び身分保障は、半年間の試用期間を経て10月より正規職員となる。なお、移譲時に採用された市臨時職員26名は、現在も全員豊寿園に勤務しており、退職金制度にも加入するなど民営化の二つ目の目的である「臨時職員の処遇改善」についても達成できているものと考える。
【三好見解】
 状況は、一年通して検証を重ねるのでしょうから、次に、

(3)豊寿園の更なる検証とともに、不安定さを拭いきれない手法の見直しを
「あり方検討会」の民営化等基本指針原案では、公立特別養護老人ホームの方向性として、第一段階で豊寿園を移譲し、移譲後の状況を十分検証したうえで、指針を尊重しつつ、平成27年度以降に具体的な計画を再検討することとするとしており、移譲ありきでは必ずしもありません。
また、「あり方検討会」の会議録には、苦渋の選択経緯が記されています。最終の第7回あり方検討会では、「経営できないと判断された場合は、この契約は解除され、必然的に市に返してもらうことになる」との議論もあります。
そこで、検証に当たっては、入所者視点はもとより、安定的運営の継続性など多角的視点で分析が必要と考えます。そして、不安定さを拭いきれない移譲の見直しを求めます。
【福祉保健部次長の答弁要旨】
 基本指針にあるとおり、今年度に設置した民営化等選定検討会では、豊寿園民営化後の検証もするし、民営化に向けた具体的な計画を再検討する会議となっている。また、あり方検討会で議論された不安定要素は、あらゆる可能性を多角的に議論しながらも方向性を出したものである。それらの協議内容を踏まえ、民営化等選定検討会において公募条件や選考方法を協議・決定し、不安定要素が残らない形で移譲先法人を選考していきたい。
【三好見解】
 介護のはしりの時、コムスンという民間事業者が乗り込んできて手広くやり、法律も守らず、虐待もあり行政指導に堪えられず撤退した事例もある。2重3重に安定的に確保できるか心配。引き続き注目していきたい。

(4)措置施設である敬寿園は、公立で運営し、まちなかにもってこよう
第5回「あり方検討会」の議論の中で、「敬寿園は、特養とは施設の性質が違うこともあり、措置施設ということで、経営的に厳しいものがある。基本的には、行政が責任を持って運営していく施設です。民間で運営できないかと考えると、市の財政的な補助等、条件によっては運営できるのではないか。」また、第6回「あり方検討会」では、民間法人へ定数枠だけの譲渡の可能性について議論があったが、「特養の譲渡とは、考え方が違い、法人に施設を新設してもらう形になり、それに伴って市の施設を廃止することになる。」とのこと。
さまざまに検討されたが、定数の確定もない中で、「あり方検討会」の報告書でも絞り切れない状況です。
移譲先事業者の選定に固執することなく、議論にもあるように、本来行政が責任を持って運営すべき施設として、老朽化した敬寿園を、まちなかに建設誘致し、入所者に歩いて生活できる環境を提供しましょう。
【福祉保健部次長の答弁要旨】
 あり方検討会でも議論したが、養護の特養化といわれるように敬寿園においても介護や支援が必要な入所者が増え、制度的にも入所者への介護サービスの提供が可能となったことなどから、民営化や指定管理者制度の導入に踏み切る自治体も増えている。また、もう一つの養護老人ホームである共楽園は社会福祉法人伊予三島福祉施設協会が運営をおり、効率でなければできない施設ではないと考えている。また、まちなかに建設誘致という意見は、中心市街地の活性化という面では一定の理解はできるが、外出が自由である養護老人ホームにおいて、介護及び支援の度合いが高まる中、交通量の多い場所では入所者にとって厳しい面もあるのではないかと考える。
【三好見解】
 民間へ開放するアウトソーシングから、行政に戻すインソーシングにたち帰ることを引き続き求めていきます。

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(1)川之江地区まちづくり計画と立地適正化計画の関連について
{本年3月議会での私に対する答弁で、「川之江地区まちづくり計画に立地適正化計画を活用したい」旨の表明がありましたが、国の認可を受けた現段階でどう関連付けられていますか。市の独自性の強調点はどう反映していますか。}
【篠原市長の答弁要旨】
 川之江地区まちづくり、立地適正化計画は、ともに集約型都市形成、いわゆるコンパクトシティの実現に取り組む都市計画である。立地適正化計画については、今年度から3ヵ年かけて策定に取り組み、都市機能誘導区域と居住誘導区域を定め、誘導施設を指定するものである。本来、立地適正化計画を策定してのちに、都市再生整備計画事業を実施することとなるが、都市再生特別措置法の改正が昨年度であったため、経過措置として、平成30年度までに立地適正化計画を策定することを条件に、川之江地区まちづくりの5ヵ年計画が事業採択されたものである。したがって、当市においては、川之江地区まちづくり計画事業と立地適正化計画策定が並行して進行していくこととなる。また、立地適正計画では、川之江地区まちづくり計画事業の対象区域を、都市機能誘導区域として定める方針である。なお、市の独自性の反映については、川之江地区まちづくり計画の策定において3ヵ年をかけて、住民アンケート調査、ワークショップの開催、推進会議の設置などにより、住民の意見を十分に反映し、独自性を持った計画になっていると考える。
(2) 高齢者施設の誘導について、どう考えるか
{本計画は、高齢者などについても、徒歩圏内で生活できる都市づくりを目指していますが、本計画区域内に、養護老人ホーム敬寿園の建設を織り込むことについてどう考えていますか。}
【建設部長の答弁要旨】
 まちなかへ養護老人ホーム等の高齢者施設を誘導できないかとの質問は、都市再生整備計画事業における誘導施設一覧の内、社会福祉施設については、通所等を主目的とする施設に限定されている。そのため、居住型の施設である養護老人ホームは、補助対象施設とならないことから、川之江地区まちづくり計画事業には含まれていない。しかしながら、今後3ヵ年で策定予定の立地適正化計画において、都市機能誘導区域の誘導施設の指定については十分な検討を行っていきたい。
【三好見解】
 この立場で進めるよう求めます。
 {※(参考:同将来ビジョンの項【都市マス(H24.9)】で『商業・文化・福祉・居住がコンパクトにまとまった地区づくりを目指す「市街地拠点」として位置づけられている』としている。加えて、都市再構築戦略事業の計画の都市機能配置の考え方:乳幼児から高齢者まで幅広い世代間の交流と賑わいの拠点となる施設を整備し、世代間の交流と賑わいの創出を図る 等積極的視点が謳われている。)}
(3)JR川之江駅の駅裏との交流について
 駅裏との交流の議論があったと思うが、高架・地下道路で結ぶには難があるとは思うが、渡り廊下で人の交流確保及び、駅裏広場、駐車スペースの確保の反映などはどのように考えられているか。
【建設部長の答弁要旨】
 川之江地区まちづくり計画は3ヵ年かけて検討し、市民の意見を取り入れながら策定したものである。その過程で、JRの鉄道による地域分断の解消として、線路をまたいで渡る自由通路の検討もしたが、エレベーター付き自由通路で整備の概算費用が約10億円必要となることなどから、今回の整備計画には含めないこととなっている。しかしながら、駅裏との交流は、まちづくりの上で重要な課題と認識していることから、駅裏を通る都市計画道路の塩谷小山線の延伸整備計画と共に面的な整備計画を検討する中で、課題の解消が図られるよう努めたい。
【三好見解】
 {交流実現に道を開かれたい。}

(4)新宮地域に、まちづくりの検討はあるのか
{/卦椶篭莪莖阿任呂△襪、将来の立地適正化計画の関連文書(同都市再構築戦略事業の計画の都市機能配置の考え方で旧2市1町の位置づけはあるが、)に触れられていないのは寂しい限りで、どこかで触れることはできないか?}
【建設部長の答弁要旨】
 新宮地域は、都市計画区域には含まれていない。したがって、当市の都市計画マスタープランにおいても記載対象とはなっていない。また、立地適正化計画の区域についても、都市計画区域を対象とすることとなっているため、計画区域とはならない。都市計画の面からは、新宮地域について計画あるいは事業を位置づけることができない現状となっている。
 新宮地域については、都市計画とは別の観点から、過疎対策等の施策を行っていく必要があると考えている。
{※地方創生は、道州制導入の準備段階であり、切捨てごめんにしない知恵を出しあうことをよびかけて質問を終わります。}



 

反対討論にたつ

 最終本会議で、予算についての反対討論にたつ
 溜め込み主義を見直し、市民のいのち・くらし守るためにこそ使おう!
 
3月26日(木)本会議の最終日に、平成26年度補正予算と平成27年度予算に対する反対討論にたちました。
全文をお知らせします。


議案第20号 平成26年度四国中央市一般会計補正予算(第7号)及び
議案第30号 平成27年度四国中央市一般会計予算についての反対討論


議席番号5 日本共産党 三好 平です。
議案第20号及び議案第30号について、日本共産党議員団を代表して反対討論を行います。
まず、議案第20号平成26年度四国中央市一般会計補正予算(第7号)についてであります。
歳入歳出それぞれ8億3千万円を追加補正し、歳入歳出予算の総額を400億9200万円とするとしています。
その内訳の主なものは、歳入で繰越金1,003,599千円を追加し、歳出では、新庁舎建設基金積立金100,000千円、財政調整基金積立金251,189千円、減債基金積立金680,000千円に充てるとしております。
財政調整基金については、今回の積み立てで、普通交付税の合併算定替えの終了に伴う激変緩和を図るとして平成22年に立てた目標額が達成されたとして、減債基金への積み立てへ回したとのことです。減債基金は、財政健全化に向けた、市債の繰り上げ償還等の財源確保のためとしています。その結果、市民のくらし向きには回されていません。
一方、情勢には変化が見えてきています。『平成の大合併』は、自治体が住民から遠くなり、住民自治と自治体の機能を大きく後退させ、財政的にも破綻は明白となりました。政府は、「一本算定」への当初計画通り移行できず、当初の削減額の3割にとどめると変更せざるを得なくなりました。これにより、当市は本年から5年かけて、地方交付税約20億円削減の見込みが約6億円の削減見込みとなりました。これまでは、平成27年3月での財政調整基金が68.1億円となり、そのうち38億円が合併算定替え終了に備えた激変緩和措置として積立てられてきました。これは、財政危機回避として、住民サービスの切り捨て、職員の人減らし、賃金削減の押し付けなどにより積立したものです。激変緩和対策も見直し可能です。
財政の中期見通しでは、これをさらに平成30年度に93億円とする計画ですが、予算は、そもそも単年度主義であり、溜め込むのではなく市民のために使う方向へ転換すべきです。
先行きに不安ありとして溜め込む姿勢からの転換を求めるものです。

次に、議案第30号平成27年度四国中央市一般会計予算についてであります。
評価できる施策も次のように予算化されていることが確認できました。
主な20事業のうちの『こども医療費助成事業』では、小学1年生から中学3年生までの通院医療費を本年10月から完全無料化されることとなり県下の市で先鞭をつけた意味は重いものがあります。『有害鳥獣対策事業』では、新規に発見者から連絡のあった現地調査等を実施する職員、地元協力員の体制を整える取り組みは、被害者の声に応えたものです。一方20事業にはあげられていませんが、太陽光発電設備設置補助事業1200万円は、予算は小さいが、理念は創大です。再生自然エネルギーの活用事業から国、県が撤退するなか、市が継続の意志を堅持し、地球温暖化対策や省エネルギー化を推進する意味は大きく、評価します。住宅リフォーム助成事業1000万円の継続も地域経済への18倍にも及ぶ波及効果の実績からもきらりと光っています。市民のみなさんに積極的に知らせていくことにも努めなければなりません。
こうした評価点と裏腹に、問題点も指摘しなければなりません。
当初予算案は、一般会計356億7千万円と前年度比8.4%減、主に大型建設事業完了や見直しにより約40億円減となりその主なものは、歳出で普通事業費45.6%減、連動して歳入の市債は、45.4%減となっています。大型箱物の計画が財政運営において、改めて問われています。市税は、減少の見込みで、理由は、個人消費は駆け込み需要の反動の長期化、企業部門の内需減の影響との当局分析です。「アベノミクス」の影響はすでに表れており、更に押し付けられてはたまりません。
市長の施政方針で、平成27年度6つの重要施策の内、新庁舎建設事業、市民文化ホール建設事業、川之江地区整備事業、公民館整備事業の4事業が箱物事業となっております。新庁舎建設事業は新規に基本計画策定費用を、市民文化ホール建設事業は継続で基本・実施設計費用を計上し、川之江地区整備事業についても、新規に立地適正化計画策定事業の中で位置づけるとしております。そして、合併特例債や国の補助制度の活用を想定しています。
しかし、臨時財政対策債が、市債全体の約3割(31.4%)に達しています。同時に、合併特例債についても、422億4300万円満額をあてにし、平成27年度末で257億1400万円と60.9%に達するとしています。平成16年合併当時は507億円の起債の内、市が返すべきは415億円であったものが、国が全額及び7割を交付税で見てくれるから、平成26年度決算見込みでは551億円の起債の内、市が返すべきは218億円、なんと197億円も大幅に減少すると試算しています。『借金すればするほど返さなければならないお金が減る』といううまい話には乗れません。国の財政運営は不安定であり、起債即ち借金するのは慎重でなければなりません。箱物建設中心の財政運営を市民のくらし優先に切り替えることで対応することを求めます。
いまこそ、国いいなりではなく、住民のいのち・くらし一番に考えた対応が求められています。立場は違っても、住民のみなさんの幸せを考え、それぞれの分野で知恵出し合い、未来の市のあるべき姿を練り上げようではありませんか。
以上、市に住民サービス確保、充実の立場での財政運営を求め反対討論とします。
チェック機関としての議会の役割を果たす意味からも、ご賛同いただくことを願い、発言の結びとします。

 

2015年3月議会 初の代表質問にたつ

3月議会代表質問 「市は住民の暮らし守る『防波堤』になろう」ほか、5件で質問

3月10日(火)3番手で質問にたちました。
今回は、代表質問により、一括方式で行いました。
質問の要旨は次のとおりです。
1.市は市民の暮らし守る「防波堤」になろう
〇毀韻諒襪蕕訓援に向け、国の保険者支援制度を活用し国保料の引下げ、減免制度の拡充を
介護保険制度について。保険かけて介護なしの状況が危惧される。一般会計からの繰入等、
   保険料の引下げや処遇改善を
C楼莪緡鼎梁寮強化、県にも責任を求めよ
せ劼匹癲子育て支援制度について。市の捉え方、今後の方針は
ッ羈惺斬感箸泙把民,魎泙甍緡堵駝砧舛鵬辰─△茲螳豼悗了勸蕕憧超充実に向けた取組みを
Τ惺撒訖の根幹にかかわる運営方式について

2.地域の力を生かす産業振興が求められている
|楼茲忘付いた中小企業、産業支援の拡充を
∀働者の暮らしを守り、労働力の確保にもつながる公契約条例への見解は
C肋貉唆函農業・農協解体問題について

3.住民の命と財産を守る防災・減災を最優先に
|楼菲漂厠呂慮上について
南海トラフ大地震を想定した当市の工場群への取組み、考え方は

4.国の言いなりか、住民自治と自治体機能の再生か
|亙創生は地方分権、地方の再生に繋がるのか。第二次総合計画との整合性は
第二次総合計画の市民自治の促進の取組みの見解を求める

5.市民の暮らし優先の財政運営を求める
‖膣覿藩ダ茲侶覯漫⊇嗣韻諒襪蕕靴楼鞠されている。住民の暮らしこそ優遇を
∈眄調整基金について。住民サービス確保、充実に向けた財政運営を

6.戦後七〇年、平和と民主主義が花開く政治に

代表質問全文・答弁をお知らせします。
なお、今回は代表質問で一括方式で決められており、答弁も一括で行われています。
わかりやすくするために、答弁は質問項目の後に随時掲載させていただきました。

議席番号5 日本共産党 三好 平です。
初の代表質問を行います。
はじめに、今期で第一線を引かれる職員のみなさんには、大変長きにわたりご苦労を重ねられたことに心より感謝いたします。ありがとうございます。人生の第2ステージの幕開けに幸多きことを祈ります。
さて、「平成の大合併」の押し付けは、自治体が住民から遠くなり、住民自治と自治体の機能を大きく後退させ、財政的にも破綻は明白となりました。
昨年9月議会で新宮町の方々の声も紹介しましたが、ほかにも合併してよくなったことはないとの声が届けられます。合併して当市も11年、「合併算定替え」が期限切れとなり、当初は「一本算定」により、地方交付税が5年かけて約20億円削減される第1年目を迎えました。ところが、政府は「一本算定」への当初計画どおり移行はできず、当初の削減額の3割にとどめるとしています。これは、国のいうとおり合併した自治体から、「合併しなかった自治体より悪くなる」ことへの反発を抑えるためであり、計画の誤りが露呈しています。合併しなかった自治体に対しても負担を負わせるものです。
安倍政権は、これらの失政への反省もなく、「地方創生」「アベノミクス」の地方への波及を押し付けようとしています。消費税再増税、社会保障切捨て、雇用破壊、TPP(環太平洋連携協定)推進の「アベノミクス」は地方の衰退をさらに加速させるだけです。
本年1月14日閣議決定された政府予算案は、一般会計予算規模は総額96.3兆円と過去最高となっています。日本共産党は、この予算を社会保障切捨て、大企業減税、大軍拡の「三悪予算」と批判しています。
日本共産党市議団は、党中央とともにこれときっぱり対決し、昨年の総選挙で躍進させていただきました期待に応えるべく身を引き締め、真の地方再生の道へ、市民のみなさんと力を合わせて全力で頑張ることを表明して質問に入ります。
機セ圓禄嗣韻里らし守る「防波堤」になろう についてです。
いま、自治体には、国の悪政を住民のくらしにそのまま持ち込むのか、くらし・福祉・子育てを守る「防波堤」の役割を果たすのかがためされています。
小泉内閣のもと社会保障予算を2002年度から毎年国費ベースで2200億円の「自然増」を削減するとし、2008年度まで続けられ、「年金不信」「医療崩壊」「介護難民」という言葉が生まれるほど、社会保障の荒廃が進み大きな社会不安を生み、2009年も継続の方針がリーマン・ショックによる景気後退で打ち切らざるを得ませんでした。それを安倍内閣は7年目に、削減額も大きくし復活しようとしています。政府は、「消費税の増税分はすべて社会保障に充てる」と説明し、自民党や公明党も選挙で宣伝しましたが、2015年度の消費税増税分8.2兆円(国・地方合わせて)見込みの内、「社会保障の充実」に充てられるのは、1.35兆円、増税分の16%にすぎません。くらし破壊予算が、市民生活にさらに大きく影を落とそうとしています。
(1)国保負担増と切捨ての策動です。運営主体を市町村から都道府県へ移行(2018年)させ、自治体の国保への公費支援をやめさせようというもので、国保料の更なる引き上げにつながります。こうした攻撃から住民を守る「防波堤」となるため、次のことを求めます。
・一般会計からの繰り入れと県へ独自の財政援助をもとめること。国保の広域化に反対すること。
・減免規定を設けるとともに、生活苦による滞納の場合の保険証取り上げは止める。短期証の期間1カ月を延ばすこと。
・国の法定減免拡充を想定した保険者支援として、1664億円(国1/2・県1/4・市1/4)を市町村国保に繰り入れるとしており、これを国保料の引き下げに充てることを求めます。
【市民環境部長の答弁要旨】
 一般会計からの繰り入れは、現在取り組んでいる収納率の向上や適性受信の啓発、特定健診、保健指導等により医療費の適正化に努める中で、緊急的な医療費の増大、想定を超えた事態が発生した場合においては、繰り入れも視野に入れ対応したい。
県法定外補助金については、広域化が平成30年度に迫り、安定的な財政運営と効率的な事業の確保を命題とした新たな社会保障の基盤づくりが進められており、現段階での財政支援の要望は難しいと考える。次に、保険者支援制度の拡充により、国保料の引き下げについて、平成27年度より、低所得者対策として約1,700億円の国保への投入が現在国会で審議されている。保険者支援制度とは、保険料軽減の対象となった一般被保険者数に応じ、平均保険料の一定割合を公費で補てんすることで、低所得者を多く抱える市町村を支援する制度で、保険料そのものを引き下げるものではないが、財政基盤の脆弱な保険者を直接的に支援する効果があることから、今後の当市国保の財政状況を踏まえ国保料率の見直しの際には、慎重に検討したい。国保料の減免及び資格証明書、短期保険証の取り扱いは、公平性の重視が求められる。被保険者からの申出、面談によって生活状況等を把握することが大切であり、今後とも、接触する機会の確保に努めると共に、調査を行いながら慎重な運用を心がけていく。
(2)介護では、利用料の2割への引上げ(対象は年金収入280万円以上)が4月から、施設の食費・居住費の補助の対象制限も8月から実施され、更に介護報酬を過去最大規模2.27%の引き下げは、「介護難民」を激増させるといわれています。「要支援1,2」の介護給付の打ち切り、特養ホーム入所「要介護3以上」への限定などの切り捨ては、「保険かけて介護なし」の状況をつくり出し、制度崩壊につながるものであります。次のことを求めます。
・自治体あげて国に見直しを求めるべきです。
・要支援者の訪問介護、ディサービスを介護保険給付から外し、市町村で「地域支援事業」に移行するのは2015年度7.2%の自治体にとどまるとの厚労省調査があるが、本市はどうか。
・要支援者への現在のサービスの継続と新たに要介護認定を受ける権利があることを確認、する。そして、従前どおり実施すべきです。
・介護保険料6期計画6,840円(5期当初5093円34%アップ)は、引き下げを求める。介護報酬が下がれば、一般的に利用者の自己負担も下がるはずが、政府資料では、第1号被保険者の保険料は全国平均で5,550円程度と第5期の4,972円の約10%の大幅アップとのことです。しかし、当市では、それをはるかに超える6,840円と第5期の実積額5,622円の22%アップとのことです。この大きな差はどこからくるのか、市民のみなさんにわかるように説明を求めます。加えて、介護保険への一般会計からの繰り入れを求めます。
・介護・福祉労働者の労働条件の抜本的改善を求めます。政府の介護職員処遇改善一人1万2千円のアップは現実化するのか。市は、率先して改善を図るべきであります。ハローワーク、市ホームページでの公募に応募がない労働条件では、現場は欠員のままで、労働者はもとより、利用者への負担が大きい実態をどうとらえていますか、併せて改善策を明らかにされたい。
【福祉保健部長の答弁要旨】
 制度開始以来、介護給付費が急速に増加し、高齢化の進展に伴い、ますます厳しい状況になるなかで、将来に向けて持続可能なものとするため、給付の見直し等により増大を抑制するための改正と考えている。次に、地域支援事業への移行は、当市は平成29年4月からとしている。移行後においても、現在と同様のサービスも設定される。要支援認定については、移行後は申請前にチェックリストを実施することとなる。訪問介護及びディサービスのみ利用の方は、チェックリストにより認定を受けることなく必要なサービスを利用することになる。その他予防給付によるサービスを希望している場合や要介護状態と見込まれる場合は、従来どおり認定を受けることになる。介護保険料は、介護保険給付費の一定割合を負担するもので、今回の介護報酬2.27%の引き下げは、利用者の自己負担及び保険料の引き下げの要因となりますが、高齢者や認定者数の増加、介護施設、サービス事業者の増加等による介護サービスの充実により、利用者が増加し介護給付費の伸びのほうが大きいため、保険料が上がることとなる。当市の保険料と全国平均との差は、認定率が高く、サービス利用者が多いことが主要因と考える。また、第5期で基金が底をつき、不足分を借り入れたことにより、第6期では、給付費の伸びに加え、借入金の返済分が上乗せされているためである。一般会計からの繰り入れは、介護保険制度はその費用と負担を明確にするため特別会計で運営することとされており、受益者負担の原則、公平な負担という観点から一般会計からの繰り入れは適切でないと考える。次に、労働条件の改善は、介護職員不足の原因の一つに賃金が低いことが挙げられている。平成21年度から介護職員処遇改善交付金制度が創設され、平成24年度からは、介護報酬の中での加算となり、一人当たり1万5千円の賃金改善となっている。今回の改正では、介護職員の資質向上、労働条件の改善等への取り組みをさらに進める事業所について、現在の加算に一人当たり1万2千円が上乗せされることとなる。加算の算定は、詳細はまだ国から示されていないが、事業所の賃金改善や体制整備の取り組みが必要で、制度の周知に努めていく。また、市の処遇改善は、これまでにも情勢に応じた改善を図ってきた。今後も、必要に応じてできる範囲で改善を図る。
(3)医療では、「医療・介護総合法」で病床削減を狙い、都道府県に2015年度から2年間で、「地域医療構想(ビジョン)」を策定させ、その担い手にさせようとしています。
当市では、2010年4月赤字の県立三島病院を四国中央病院へ移譲した問題で、(本年1月末)四国中央病院は305床の病院建設及び現三島医療センターに40床あて、後任の運営者に託す方向を提示し、県も了解し、その実現は2023年度を目途に対応とのことだが、「宇摩圏域の地域医療確保に関する基本協定書」(県、県公営企業管理局、公立学校共済組合の3者協定)締結から5年経過する現時点でさらに8年先の計画とは住民のいのちの問題の取組みの構えとして市民の理解は得られません。
・市として、県の責任を明確に求めるとともに、四国中央病院にも質すべきではないか。
・350床が何故305床と40床に分離されたのか、同時に何故市は了解したのか。立地場所についての具体的説明はあったのか、明らかにされたい。
【福祉保健部長の答弁要旨】
 まず最初に、県の責任については、現三島医療センターの立地場所が、東日本大震災における沿岸部での被災状況から、災害拠点病院を建設するには適地でないと判断されたため、別の候補地を検討しているのは事実である。売却益を新病院の建設費用に充てること等、一定の条件を満たせば、三島医療センターの土地および建物を売却することは、県の内諾が得られている。また、三島医療センターの運営に関して、移譲後の5年間は人的及び財政支援が行われており、今後、新病院を建設するにあたっても、県として何らかの支援が可能かどうか、検討をお願いしていきたい。次に、新病院の建設時期については、用地取得や基本設計及び実施設計の策定、工事期間等を考慮すると、完成までに一定期間を要することはやむを得ないと考える。次に、病床数については、県立三島病院以上前より、二次救急を担っているHITO病院及び長谷川病院が、それぞれ増床により救急医療体制が強化されている。また、地方の医師・看護師不足が全国的な問題となっている現状から、将来的な地域医療の確保を考えた場合、新病院の病床数が多少当初計画から減少しても、圏域内の総病床数を維持したうえで新たな医療機関が加わることは、現時点では最善の選択と考える。最後に、立地場所については、基本協定書に基づき三島地区内での候補地を検討している状況である。
(4)安倍政権は「子育て支援」「女性の活躍」を言いながら、国・自治体の公的責任を後退させる「子ども・子育て支援制度」の新年度実施を強行しました。公的保育制度を崩し、基準がさまざまな保育サービスの導入、営利企業参入の拡大、公立保育所の廃止や強引な幼稚園との統合など、保護者の願いに逆行する保育制度の改悪です。この流れを受け新制度における利用者負担額の改定案がだされているが、保育料の階層判定が所得税から市民税に変更、どちらにしても応能負担の原則により決められています。非常にわかりづらいものとなっています。国の基準額に照らせば、将来の保育料負担増の不安要素となっています。
一方、市の教育・保育施設再編計画においては、基本的な考え方として「乳幼児の教育・保育は、子どもが現在をもっとも良く生き、遊びを中心とする集団生活の中で健やかに育ち、生涯にわたる人格形成の基礎を培う上で、極めて重要なもの」とし、「子供の利益を第一に考え、市立幼稚園・保育所の再編をすすめる」としています。国はこれに逆行する内容の地域型保育事業として、19人以下の乳幼児を対象とした小規模、家庭的、居宅訪問型、事業所内の各保育事業を設定し、民間が参入することに解放するものです。
・これについて、市の捉え方はどうか。民間参入によっては、前段の基本的考え方及び施設の再編計画も当然影響を受けることとなります。公立の施設維持と認可保育所の増設を根幹に据え、取り組むことを求めます。
・保育の質の維持・向上を求めます。保育料の負担軽減については、幼稚園と同じく第3子以上の無償化、「子ども・子育て会議」も指摘している年少扶養控除の廃止に伴う在園児への影響を考慮し据え置く経過措置も設けるなどの実施を求めます。
【真鍋副市長の答弁要旨】
 子ども・子育て支援制度は、全ての子育て家庭を対象に、幼児期の学校教育・保育の総合的な提供や保育の量的拡大・質的改善、地域の子ども・子育て支援の一層の充実をめざし、本年4月より施行される制度である。新制度では、これまで個別に行われてきた公的な財政支援について、幼稚園、保育園、認定こども園に共通の「施設型給付」が創設され、一本化される。利用者負担は、階層判定が所得税から市民税となるが、負担金額は算定基準が変わっても利用者に大きな負担を招かぬよう設定している。また、地域型保育事業は、低年齢児の保育の受け皿を確保するため、新たに3歳未満児を対象に、主に19人以下の小規模事業所を対象に実施される事業である。今後は、現在の事業所内保育所などの認可外保育施設が市の条例に基づく基準により、認可を受けることが想定されるが、多様な施設や事業の中から、利用者がサービスを選択できる仕組みとなり、子どもを預けやすい環境が一層整うと考える。今後の公立教育・保育施設再編計画は、地域型保育と教育・保育施設との連携が必要であり、適正な定員設定と併せた保育の確保、提供を考えている。次に、第3子以上の無償化については、新制度における保育料の多子軽減の扱いは、教育認定の子どもが満3歳児から小学3年生の間、保育認定の子どもが0歳から5歳児までの間、第2子半額、第3子無料の扱いとなっている。それぞれが6年間での扱いであり、所得制限もないため、幼稚園、保育園の利用に関わらず、同様の軽減措置を受けることができる。また、年少扶養控除は、平成22年度の税制改正により廃止されたが、保育料算定においては廃止による影響が生じないように、今年度まで再計算の扱いをしてきたが、新制度においては、現行の税法上の市民税額による保育料の算定を行うことされている。四国中央市においても、平成27年度以降は現行税法上の扱いによる保育料の算定を行う。これは、税法上の扶養控除の廃止以降一定の期間が経過したことにより見直されたものである。
(5)子供医療費無料化では、去る12月議会において、篠原市長は2015年度後半には、中学卒業まで通院を含め無料化にすることを表明され、本議会に早速条例改正を提案されています。合併後も度重ねて要求してきた課題ではありますが、市民文化ホールの縮小見直しに舵をきる中、地域の子育て支援に果敢に取り組まれる姿勢は評価するものです。15年度中に、県下1市5町が実施となる見込みとのことです。県下で市として先鞭をつけられた意味は重いものがあります。
さらに、小学6年生までの学童保育の拡充、保育士・教諭・学童指導員の待遇改善など
子育てサポート体制の整備強化を求めます。
【子育て支援担当部長の答弁要旨】
 学童保育の拡充は、放課後児童クラブについては、今年度関川地域に1ヵ所増設され、市内全域で19校区22ヵ所開設しており、現在利用者は718名となっている。来年度からの新制度施行に伴い、受け入れ対象が小学6年生に拡大される。現在は小学3年生までの受け入れで、小学校内での解説が14ヵ所、児童館・公民館等の施設利用が8ヵ所あり、その内には民家の空家や農協施設等を借用し実施しているところもある。基準面積の児童一人当たり1.65岼幣紊鯔たしていない施設は5ヵ所あり、園児数が増加したクラブは、2クラブに施設を分割するなどの措置を取っている。小学6年生までの受け入れは、低学年とクラスを分けての運営も検討する必要があり、現在の施設ではスペースや指導員数が不足しており、すぐの対応が困難な状況である。今後は、高学年の保護者の需要等も調査し、学校の空き教室の活用等も含めて児童の受け入れが可能となるよう、早期に検討したいと考える。また、保育士、学童指導員の待遇改善は、保育士は現在、保育士加算や担任手当を支払っているが今後は加算や手当の増額、学童指導員は経験年数による賃金アップ等について他の業種とも比較検討し、働きやすい職場づくりを目指したい。
(6)「学校給食センター建設準備委員会中間報告」について、我々との1月21日の意見交換において、当局の説明は、幼稚園給食は土居、新宮地域の3園で実施しているが、川之江、三島地域の4園は未実施であり地域間格差解消のためセンター方式で実施する。学校給食の運営方式については、準備委員のアンケートにて意見集約をし、種々の検討結果から運営方式を段階的にセンター方式に統一する方向にした。今後は校舎の耐震化も終えるので、引き続き給食センター建設に取り組むとの説明でありました。
自校方式かセンター方式かの選択は、学校給食の根幹にかかわる重要な問題であり、それを準備委員の意見で集約するのはいかがなものかと質しても、「自校方式は現学校敷地内での給食施設設置は困難であり、できもしない計画を提示するのは無責任」「自校方式を固辞するなら将来に向かってできる保証はないが、三島のセンターは待ったなしであり進めるほかない」との強硬姿勢の説明は納得できません。一方、愛媛新聞の本年2月14日付けの取材記事では、市教委が「準備委員会」の答申を3月末目途に受けた後、意見公募を経て15年度中に基本構想をまとめる予定とし、「自校方式の廃止が前提ではなく、選択肢の一つ」と市教委は強調とありますが、説明の食い違いが大きい。
・重要な問題でありここで教育委員会の姿勢を確認するものである。何故、説明の内容がこれほどに食い違うのか。
・学校・幼稚園の給食提供の方式については、自校方式が最善と考える。生徒、保護者、調理員、先生など現場の声を広く聞き、タウンコメントの意見聴取でなく住民説明会での対応とすべきと考えます。見解を求めます。
【教育部長の答弁要旨】
 学校給食センター建設準備委員会の協議内容については、先の意見交換会において、学校給食施設の現状や課題、今後の施設整備の方向性について中間報告という形で説明しましたが、その要点は、次の3点。1点目として、幼稚園の給食は、土居・新宮地域のみ実施し、今後、未実施の川之江・伊予三島地域の幼稚園についても給食を実施し、地域間格差の解消を図ることが望ましい。2点目として、市内の学校給食施設は、自校方式とセンター方式が混在しており、段階的にセンター方式に移行することが望ましい。この提案の背景としては、学校給食法の改正で衛生管理基準が設けられ、調理過程の区分などが必要になり、自校方式を維持するためには、現行の約2倍から3倍の面積の施設が必要となり、敷地確保が難しい。加えて、自校方式は、食材納入業者の減少や調理員の労務管理など多くの課題があり、これらを解決するためには、センター方式へ移行することが望ましいことが挙げられる。3点目として、今後、児童・生徒数が減少することが予想されることから、将来、過大な施設とならないように既存の施設を有効活用しながら、適正な規模の施設整備を図ることが望ましい旨の説明をしたと認識している。今回の中間報告は、自校方式の廃止を前提として議論したものでなく、自校方式の抱える諸課題を解決するための方向性を示したものであり、現在の衛生管理基準に適合する学校調理場は、有効活用することも検討しており、報道内容と大きな差異を感じるものではない。給食施設の方式には、どちらの方式にも長所と短所があり、計画策定に当たっては、短所をいかに補い、「安全・安心でおいしい給食」を提供するかという視点が重要と考える。基本構想(案)がまとまれば、四国中央市自治基本条例の規定により、広く意見を募りたい。基本構想を具現化する段階においては、学校や関係者のご意見を拝聴し、計画に反映させるよう努めたい。

供ッ楼茲領呂魍茲す産業振興が求められている について
外からの大企業「呼び込み」に頼る地域振興策は全国各地で失敗を繰り返し、誘致した大企業が雇用にも地域経済にも責任を取らず撤退する事態が相次いでいます。安倍政権の大型開発推進は、自治体が必要な事業をすすめる際の入札不調や人手不足などの深刻な問題も招いています。また、安倍政権は地方に「特区」(規制緩和)を広げ地域振興の柱にしようとしていますが、「解雇特区」など働く人の「使い捨て」を容易にすることで大企業を呼び込もうという規制緩和は、不安定雇用と低賃金を広げ、地域経済の地盤沈下を加速させるものです。「カジノ解禁」という賭博場の開設まで「呼び込み」の対象にしていますが、ギャンブル依存症を住民に広げ、家庭も地域社会も壊し、疲弊させることが地域振興の名に値しないことは明らかです。
当市は、「企業立地促進条例」を制定し、企業誘致に取り組んでいるが、平成18年から25年までの奨励金交付実績は、22社21件で3億5469万円、市外業者が4社4件、市内が18社17件となっており市外への流出を留め置くのに役立てている点、すべての交付企業が現在も健在である点は注目に値します。地域に根を張って頑張る中小企業、産業を応援することこそ地域再生を図ることができます。この道こそ、若者をはじめとした定住の拡大、人口回復、地方経済と地域社会の持続可能な成長につながります。引き続く取り組みを要請すると同時に、対象企業に労働基準法遵守の報告を求めること。
・加えて、安定した雇用、生活できる雇用を地域につくる為、労働者派遣法の改悪に反対し、中小企業への抜本的な支援と併せた最低賃金の引上げこそ必要です。自治体としても非正規雇用から正社員への転換を支援する労働相談の窓口を設置すべきです。中小企業振興条例を制定し、すべての中小企業・地場産業・商店街を視野に入れた振興・支援策の展開を求めます。住宅リフォーム助成を本年度も継続することとしているのは評価するとともに、内容の充実を求めます。公契約条例の制定で、生活できる人件費の水準確保と人手不足の解消を求めます。上島町で公務労働者などの賃金引上げの意見書が採択されていますが、当市も見習うべきです。これらに対する見解を求めます。
・製紙業ある限り埋め立て事業は必然と言われてきたが、技術革新によりスラッジ灰の再生利用への転換も図られるなか、産業廃棄物の処理対策及び東日本大震災の教訓から今後の埋め立て計画の見直しに着手すべきと考える。併せて、内陸開発による工業団地の計画の見通しについても見解を伺う。
【篠原市長の答弁要旨】
 企業活力の維持・発展を続けるための企業立地施策は、合併直後の平成17年度に制定した企業立地促進条例に基づき、一定の投資と雇用に対し奨励金を交付し、企業立地の後押しをしている。これまでに、工場や四国内の営業所統合等の誘致、市内企業の留置・増設など、薬180億円の投資と203人の雇用が創出されている。特に市内企業の留置対策にも大きな効果があり、今後も本制度を活用しながら地場企業の活力と雇用の創出につなげたい。また、労働基準法の遵守にかかる報告は、奨励制度の手続きにおいて、立地の基準日の1年後に、労働者名簿やハローワークの雇用保険台帳などの提出を求めることにより、確実な雇用への確認作業を行ってから奨励金を支出しており、関係法令の遵守等について、その段階でチェック可能となっている。次に、労働相談の窓口の設置は、全国的に労働基準監督署及びハローワークという国の機関に委ねられており、それぞれの職務範囲において適正に指導・執行されている。市が担うべきは、ホームページ等での周知をはじめ、産業支援課や生活相談窓口等を訪れた相談者に対し、迅速かつ適切な情報提供を行うことと考える。最後に、中小企業振興条例の制定は、愛媛県中小企業家同友会等からも、制定に向けた打診を受けている。本条例は、主として理念条例となるだけに、その必要性を含め、本市の産業特性に合う内容やその方法論について、今しばらく調査・研究が必要であると考えている。
【産業活力部長の答弁要旨】
 本市の中小企業支援、地場産業の振興は、企業立地奨励制度などを活用した商工労政施策に留まらず、公契約条例と同様の主旨で、公共工事の発注時の特約事項により、市産出材の愛用や地元労務者の雇用を促すなどの取り組みを行っている。今後も、これらの施策を総合的に活用しながら、地域経済の活性化と雇用の創出に努める。次に、当市の埋め立て事業は、これまで産業廃棄物等の処分と土地の造成、それに伴う社会資本の整備を目的に行われてきた。製紙業からの管理型廃棄物は、再生利用も進み処分量が激減しているが、将来的な埋め立て事業は、製紙及び建設業界の動向や土地利用のあり方と需要、また臨港道路等の港湾整備など、多角的に検討すべきと考えている。また、内陸開発の工業団地計画は、昨年度策定した四国中央市工業団地整備計画に基づき、整備を進めていく。立地する企業ニーズによっては、求められる用地が臨海型、内陸型のいずれの形態が適切かも異なると思われるので、企業の立地概要等により適宜対応していく必要がある。
・農業・農協解体問題では、安倍政権は戦後農政の大改革として、家族農業を否定し企業や企業的経営への転換に踏み出しました。邪魔になる農協を「農協改革」と称し、事実上「解体」し、農地の取得や農業生産を企業が自由におこなえるようにしようとしています。同時にTPP反対運動の要として頑張っている農協への政治的圧力でもあります。今こそ、TPP反対、農業・農協つぶしストップの共同を広げるときと考えます。先般も、宇摩農協へ春闘要請で伺った折、小規模農家を守り農地を荒廃させてはならないとの思いに接しました。また、(川滝・新宮・富郷・豊岡地域で)組合員の交通弱者の買い物移動手段を支援し、JA事業利用者の利便性向上と地域貢献を目的に乗り合いバスのサービスを開始するとのこと、市との連携も課題ですが、知恵をだし地域づくりに挑戦している姿に共感を持ちました。こうした組織を力で壊そうとする政治に未来はありません。共同して守る役割を自治体として果たそうではありませんか。見解を求めます。
【産業活力部次長の答弁要旨】
 政府において、今通常国会にいわゆる農協改革、関連法案改正の提案がなされている。現在、農業を取り巻く問題として、農産物価格の低迷を始めとした、後継者不足の問題、耕作放棄地増加の問題など、解決すべき喫緊の諸問題があり、行政機関はもとより、関係機関や団体において問題解決への模索がなされている。このような中、『地域農業におけるJAの役割は、農家への農業経営指導、農産物の販売、肥料等の購買、貯金や融資などの信用事業や福祉事業など、農家はもとより市民生活に密着した各種の事業を担っている。また、「JAうま」は、「じゃじゃうま市」利用者への乗り合いバスサービスの開始や農業振興をはかるため市と連携した担い手育成事業や6次産業化支援など、各種施策の実施機関としての役割を担うなど、農業協同組合の活動は地域に深く根差したものであると認識している。これからの農業改革として求められることは、農業所得の増加による後継者の育成と地域農業の活性化であると考え、それぞれの地域JAが更に特色ある取り組みを進め、活力ある地域農業再生の核となることが求められている。従って、国の農業改革については、今後も高い関心を持って注視していきたいと考えている。

掘ソ嗣韻里い里舛蛤盪困鮗蕕詼漂辧Ω査劼鮑罵ダ茲 ついて
東日本大震災から4年、阪神・淡路大震災から20年がたちました。「国土強靭化」に名を借りた不要不急の大型事業でなく、すべての被災者の生活と生業(なりわい)を再建するまで必要な公的支援を行うことを、復興の基本原則に据えることが求められています。防災・減災対策を促進し、災害に強い街づくりを進めること、災害時に住民のいのちを守る地域の医療・福祉のネットワークを強化し、消防・自治体の人員確保を含め体制強化を図ることが急務です。当市でも、地域住民向け施策として自主防災組織の育成(15年3月時点108団体)や防災マップの作成、災害時等における支援協力に関する協定締結団体(15年1月時点41件)など広げる取り組みをめざしており、さらに充実させることを要請します。
一方、東日本大震災やそれ以前の巨大地震(1964年の新潟、2003年の十勝沖地震)でも発生しているコンビナート地区での大規模災害が、国、県、市からの情報発信はもちろん、メディアも報じていないことに違和感を持っております。こうした事例にあって、平常時の危険物タンクや関連施設の保安管理の問題も重大と言われています。高圧ガス保安法への改定で、事業者による「自主保安」への転換や点検周期の延長などがすすめられたことが被害の拡大につながっているとのことです。「事業者の自己責任原則を重視した自主保安誘導型の規制へ」という国や自治体の公的責任の後退を伴った規制緩和によって、大量の危険物漏えいをもたらす危険性があることは重大と指摘されています。
当地では、地場産業の巨大工場群が立地しており、そこには種々の危険要素が内在しており、南海トラフ大地震が30年以内に70%の確立でおこるといわれている中で、労働者と住民のいのちを守ることを最大の眼目に、大規模災害を想定した未然防止(予防対策)、災害発生時の応急対策(消防と避難)、近接する市街地への災害拡大防止対策を緊急に検討すべきと考えます。その際は、科学的知見に立った総合的プロジェクトチームの取組み、一自治体での取組みでは対応が困難であり、県はもとより瀬戸内圏の面的連携及び国の役割りが問われます。
この分野での取り組みの現状と考え方を質します。
【消防長の答弁要旨】
 本市においても、近い将来南海トラフを震源とする地震の発生が危惧されており、その被害を軽減するため施設の耐震化や資機材の整備など、災害に強いまちづくりに向けた様々な取り組みを行っている。災害の発生に備えた医療や福祉に係る体制の強化は、非常に重要な課題であると認識している。愛媛県は、昨年11月に関係機関の役割分担や情報伝達フローなどを見直した「医療救護活動要領」の改定を行ったところである。また、本市ではHITO病院を中心とする在宅医療連携拠点センターにおいて、在宅療養患者に対する災害医療の在り方などについての検討が進められている。福祉ネットワーク体制の強化については、昨年8月、東予地区老人福祉施設協議会において、福祉施設の連携を図り、災害時における施設利用者の受け入れや応援職員の派遣などの相互応援を円滑に行うため「災害時の相互応援協定」の締結がなされたところであり、今後とも医療・福祉体制の強化に努めていく。平常時での活動は、地震防災対策講座などの出前講座を通じた意識啓発や自主防災組織の結成促進に努めると共に、災害発生時の物資調達や人的支援など、減災体制等の強化に向けた支援協力等の応援協定の締結を進め、今年度は、瀬戸内海の沿岸70市町村で構成する「瀬戸内・海の路ネットワーク災害時相互応援に関する協定」や宇摩電気工事組合や東予クレーン協同組合との「災害時の応急対策業務に関する協定」等6つの応援協定を新しく締結した。大災害へ備えた地域防災力や体制の強化に向けて、引き続き自主防災組織の結成や資機材の整備促進などに取り組んでまいりたい。
 次に「南海トラフ大地震を想定した当市の工場群への取り組み、考え方」については、東日本大震災では、危険物貯蔵タンクが流失した。本市においても、臨海部を中心に製紙企業を中心とする多数の工場があり、ボイラーの燃料となる重油や漂白剤の過酸化水素などの危険物、塩素系などの毒劇物が多く保管されている。これらの危険物などを保管する施設に対しては、安全に保管できるよう予防課において定期的に設備等の査察を行い、不備があればその都度改修を指示している。危険物施設等の多くは、タンクのみならず、配管などについても大震災に備えた漏えい対策などの耐震化がなされており、事業所においても南海トラフ地震発生時の対応や従業員等の安全を確保するための津波避難路等を定めた南海トラフ地震防災規程も策定されている。しかしながら南海トラフ巨大地震を想定した愛媛県独自の地震被害想定の調査結果では、本市の最大浸水深は3.6m、最大震度は7と推測されていることから、引き続き設備の安全確保や被害の拡大防止に向けて指導していきたい。
 臨海部の港湾施設に関しては、大震災に備えた耐震強化岸壁の整備計画を国、県に要望している、行政機関と関係企業等で構成する「三島川之江港のあり方検討委員会」においても、製紙会社等の荷主や港湾関係者において、防災対策を含めた課題を共有し、解決策を検討しているところである。
 さらに、港湾管理者である愛媛県では、大災害発生時の対応や組織のあり方、その準備などを定める「港湾の事業継続計画(BCP)」を平成28年度までに策定することとしており、県との協議を進めながら、これまで以上に関係者や関係機関、近隣市町等との連携を強化し、市民の安全確保に取り組んでいきたい。

4.国いいなりか、住民自治と自治体機能の再生か について
安倍政権は、「地方創生」の名で、自治体再編をねらった地方切り捨ての「集約化」をすすめようとしています。
「集約化の手法」はコンパクトシティの実現のため、都市機能及び居住誘導区域を定める「立地適正化計画の策定」を自治体に義務付け、従わなければ国庫補助事業として認めないとしています。これは、地方分権に逆行する地方統制であります。
「集約化の中身」は、公共施設や行政サービスを「拠点都市」に統廃合し、身近な住民サービスの低下と周辺部の切り捨てをすすめ、地方の衰退を加速させるものです。その先には、新たな自治体再編や道州制が狙われています。
まさに「平成の大合併」の失政の繰り返しを、更に強権的に押し付けようとしています。
いま求められているのは、合併による身近なサービスの切り捨てから充実へ、そして地域の再生を図ることと考えます。加えて、新たな市町村再編や道州制の導入には反対すべきです。第二次総合計画では、まちづくりの理念として『市民一人ひとりのしあわせづくりの応援』を掲げており、この立場から国の「集約化」に対する見解を求めます。
同計画にうたわれている市民自治の促進の立場から、地域の再生のためにも諮問行政による答申(検討結果)の報告、通知による市政運営は改めることを求めます。その際、タウンコメント方式から、広く市民の声を聴取するため、地域、政策に係る対象者などのアンケートや住民説明会方式に転換するとともに、検討経過を適時公表、議論の場の設定を求めます。
議会が住民の代表機関としての役割を果たせるよう、少数会派・議員の質問や発言の権利の尊重、審議時間の十分な確保、審議内容の住民への徹底した公開を求めます。また、質問通告の締め切りを、議会開会日の前日に設定変更は、市長の施政方針・所信表明を不問に扱うものであり、是正を求めます。旧市町村の住民の声を議会に反映する道を閉ざす議員定数削減は認められません。住民自治と自治体機能の再生の見解を求めます。
【企画財務部長の答弁要旨】
 国が定めた「まち・ひと・しごと創生総合戦略」では、中山間地域における「小さな拠点」の形成、地方都市におけるコンパクト化と公共交通網の再構築をはじめとする周辺等の交通ネットワークの推進、地域間の連携促進による自律的な経済・生活県の形成促進など、暮らしの環境と充実を進め、活気にあふれたまち・ひと・しごと創生を実現することにより、まち・ひと・しごと全体の好循環実現を目指すとしている。日本は2008年ごろを境として、人口減少社会に突入しており、今後、更なる急激な人口減少が予測される中で、仮に出生率の向上が図られたとしても、今後数十年間の人口減少は避けられないことから、人口減少に対応し、効率的かつ効果的な社会システムの再構築を進める必要がある。当市は、新年度を初年度とする第二次総合計画の前期基本計画の施策の中に「快適な集いと定住のまちづくり」を掲げているが、「未来につながる都市整備の推進」として「市街地整備の推進」の取り組みで、集約型都市構想・コンパクトシティによる川之江地区のまちづくりを計画している。また、立地適正化計画について、当初予算に計画策定費を計上しているが、今まで郊外へ拡散してしまった都市構造により、インフラの維持管理等の困難に直面している現状から、人口が急激に減少する局面の中で、都市の利便性を維持するために公共施設や商業機能の集約化を図り、持続可能な都市構造とするとともに、高齢者などについても徒歩圏内で生活できる都市づくりを行っていくものです。これは、川之江地区まちづくりの「公共施設の機能再編を契機とした、街の再生を図る」という方針にも合致しており、立地適正化計画を本市の都市再生整備計画に活用したい。
 次に、市では、平成19年に四国中央市自治基本条例を制定し、市民の市政への参画の手法として審議会等やタウンコメント、住民投票などについて定めている。また、平成20年にはタウンコメント手続き条例を設け、市が重要な施策等に関する計画や条例などを決定するにあたり、市民に素案の段階で公表し、広く意見等を提出する機会を設け、その提出された意見等を考慮して最終的な意思決定を行い、提出された意見と市の考え方を公表する一連の手続きを制度化している。この具体的手続きの定めは、姿勢の透明性の向上と市民の市政への参画と公平公正で開かれた姿勢運営と協働によるまちづくりの実現のための担保であると考えている。タウンコメントは、手続きを条例で制定して6年が経過し、すでに制度として定着してきたものと考えている。議会に関する問題は行政側が直接答弁できる立場にありません。
※タウンコメントについては、実態として利活用がされていないこと、意見を求めるのに条件を付し、これまでも市当局に不都合な意見が拾われていないなどの問題、課題があります。
 
后セ毀韻里らし優先の財政運営を求める について
大企業には2015・16年度で1.6兆円もの大減税のばらまき、285兆円の内部留保の温存。国民には消費税の押し付け、国保料、介護保険料、保育料などに応能負担を導入、社会福祉法人の内部留保は、吐き出させる。日本共産党を除く、自民党をはじめとする政党は、憲法違反の国の税金による政党助成金年間320億円を分け取りし、この20年間で総額6,311億円にのぼります。これを廃止させましょう。企業団体献金による財界いいなり政治で、国民を苦しめる政治は即刻転換をさせましょう。
そのために、納税の大原則、応能負担を大企業にあたりまえに適用させ、内部留保を労働者・国民に還元させ、消費税に頼らない別の道を切り開き、同時に無駄を省き国・自治体財政の健全化を図ることを国に求めましょう。
同時に、市に住民サービス確保、充実の立場での財政運営を求めます。
当初予算案は、一般会計356億7千万円と前年度比8.4%減、主に大型建設事業完了や見直しにより約40億円減となりその主なものは、歳出で普通事業費45.6%減、連動して歳入の市債は、45.4%減となっています。大型箱物の計画が財政運営において、改めて問われています。市税は、減少の見込みで、理由は、個人消費は駆け込み需要の反動の長期化、企業部門の内需減の影響とのこと。「アベノミクス」の影響はすでに表れており、更に押し付けられてはたまりません。消費税10%はキッパリ中止を求めましょう。
事業会計においては、事業債の借り換えで、前年度比150億円も増加し、安易な借金の先送りは再検討を求めます。
一方、主な20事業にはあげられていませんが、太陽光発電設備設置補助事業1200万円は、予算は小さいが、理念は創大です。再生自然エネルギーの活用事業から国、県が撤退するなか、市が継続の意志を堅持した意味は大きく、評価します。住宅リフォームの継続もきらりと光っています。
つぎに、臨時財政対策債が、市債全体の約3割(31.4%)に達しています。同時に、合併特例債についても、422億4300万円満額をあてにし、15年度末で257億1400万円と60.9%に達するとしています。国が全額及び7割を交付税で見てくれるから、14年決算段階で551億円の起債の内、市が返すべきは218億円に大幅に減少すると試算していますが、「借金すればするほど返す金が減る」といううまい話には乗れません。国の財政運営は不安定であり、起債(借金)は慎重でなければなりません。
冒頭指摘したとおり、合併「一本算定」による地方交付税削減額が約6億円に縮小、約14億円余裕が生まれる見込みです。
15年3月での財政調整基金が68.1億円あり、そのうち38億円が合併算定替え終了に備えた激変緩和措置として積立ています。これは、財政危機回避として、住民サービスの切り捨て、職員の人減らし、賃金削減の押し付けなどにより積立したものです。財政の中期見通しでは、これをさらに18年度に93億円とする計画ですが、予算は、そもそも単年度主義であり、溜め込むのではなく市民のために使う方向へ転換すべきです。同時に、箱物建設中心の財政運営を市民のくらし優先に切り替えることで対応することを求めます。
【企画財務部長の答弁要旨】
 この3月補正予算において、約2億5千万円の財政調整基金積立金を計上しており、平成22年10月にお示しした基金積立方針の目標額68億円に達する見込みである。今後は、将来において公債費負担の軽減を図るための減債基金やクリーンセンターの更新及び新庁舎建設などの財源確保に向けた特定目的基金への積立が課題と考える。なお、地方財政法第7条において、「各会計年度の決算剰余金(=実質収支)は地方財政の健全性の確保という観点から、剰余金を生じた翌々年度までに当該剰余金の内、2分の1をくだらない金額を基金に積み立てるか、または、地方債の繰り上げ償還の財源に充てなければならない」と規定されており、これに基づき、今年度においても財政調整基金約2億5千万円のほか、減債基金約6億8千万円の積立金を計上している。また、昨年10月に改訂した「財政の中期見通し」の中で示した財政調整基金残高は、中期見通しの試算を行う上で、歳入歳出差引額をすべて財政調整基金に機械的に積み立てることを前提にしているため、実際の積立目標額とは異なる旨説明させていただいてきた。最後に、予算配分については、新年度予算においても、喫緊の課題である小中学校施設耐震化や子育て支援策としての中学校卒業までの医療費完全無料化、また、農林水産業をはじめとする地場産業への支援策や公共施設等の長寿命化、耐震化、住宅リフォーム助成事業や太陽光発電設備設置補助事業の市単独での継続実施など、市民にとって、より重要な施策から優先的に予算配分を行ったところである。なお、事業会計における事業債の借り換えは、平成24年度から計画的に低利にて借り換えを実施しており、平成27年度は、161億6840万円を低利に借り換えることにより、年間1億円以上の支払利息の軽減を図ろうとするものである。

此ダ鏝70年、平和と民主主義が花開く政治に ついて
今年は、第二次世界大戦が終結して70年の節目の年です。日本共産党は、この年を、歴史を過去に逆戻りさせようとする策動を打ち破り、平和と民主主義への願いがまっすぐに生きる新しい政治をつくる転機の年にしていくために全力を挙げます。
安倍首相は、昨年の総選挙後「憲法改定は自民党の結党以来の目標」だと公言し、憲法9条を焦点とした改憲への執念をあらわにしています。戦後70年談話において独自認識をにおわせ、集団的自衛権行使に踏み出す自衛隊派兵の恒久法制定、周辺事態法の周辺規定を取り払い、さらに文官統制を廃止する策動など、まさに戦争する国づくりへ暴走を加速しています。
本市は、「世界の恒久平和をまもり、美しく豊かな地球を後世に引き継いでいくことは、人類共通の願いである」とし非核平和都市宣言をしています。この立場から、いま平和行政を地域で取り組む意義はとりわけ重要であります。図書館に平和ライブラリーコーナーを設置する、平和パネル展を各種行事と併せ取り組む、平和モニュメントの設置などをとおし、市民のみなさんに平和の大切さを訴えていくことを求めます。
【総務部長の答弁要旨】
 2015年8月15日。70回目のこの日は、いつものように、蝉時雨に包まれながら、平和への誓いを日本国民が等しく胸に刻む時を迎えます。今、我が国は、人口の約8割が戦後世代を占める時勢であり、特に驚愕的であることは、終戦記念日を知らないという世代が増加傾向に推移していることで、このことは、先の大戦の風化が顕著に進展している、その証左であると認識している。このような現実に思いを馳せるとき、時代の変遷とともに悲惨な戦争が、風化されつつあることに憂慮せずにはいられません。私たち日本国民が等しく享受している今日の平和と繁栄は、先の大戦において、戦塵に散り、戦禍に倒れた先人の尊い御霊により築かれていること、また、悲しい歴史を再び繰り返さないためにも、この大戦で学んだ教訓と平和の尊さを次世代に伝承していくことこそが、今を生きる私たちの、そして行政の最たる使命であると共に、責務であると思っている。昨年、当市において太平洋戦争中の1944年に、当時の川之江高等女学校の生徒たちが勤労動員で風船爆弾を作った経験を題材にした、平和への祈りと願いを込めたミュージカル「風船爆弾を作った日々。シャボン玉宇宙まで飛ばそ」が上演され、往時の悲惨な歴史が伝承されました。その制作発表会の席上で、当時の女学生が「米国に飛んだ風船爆弾で何人もの人が亡くなった」ということを終戦後に知り、すごく心が痛んだと、しみじみ述懐していた姿が、今なお、私の脳裏に焼き付いているところです。このように、この四国中央市で苦難に満ちた往時を生き抜いた人たちが経験した悲痛な思いを深く胸に刻みながら、今、この地に生きる世代、そして、明日を生きる世代に、戦争の惨禍が再び繰り返さないよう、悲惨な戦争と平和の尊さを、あらゆる機会を通して、伝承してまいりたいと考えております。

以上、市民のみなさんにわかりやすい答弁をお願いし最初の質問とします。

<再質問>
介護:一般会計からの繰り入れはできる
厚労省は、自治体が行っている保険料の減免に対し、(欷盈舛料干枳判、⊆入のみに着目した一律の減免、J欷盈糎彩畔に対する一般財源の繰り入れ、を不適切とする「3原則」示していることに対し、2002年3月19日 参議院厚生労働委員会でわが党井上美代議員は、この「3原則」は「助言」にすぎず、「自治体がそれに従う義務はない」ことを坂口厚労大臣に明言させました。よって、繰り入れは可能です。現場を知る職員のみなさんこそ、繰り入れの実現にお力をお貸しください。

政府は、「社会福祉法人などの介護事業者には内部留保があるから介護報酬を下げる余裕がある」とのこと、社会福祉法人の内部留保は、大企業の内部留保と違い株主に配当されるものではなく、特養ホームなどの新設を行う原資となるもので、「介護難民」解消のために特養などの増設が必要な時に、それを妨害する予算であり、言語道断です。
それなら、逆に大企業の内部留保を社会に還元させ、労働者、国民のいのち・くらしに役立てる道に舵をきるべきです。市長どうです。
【福祉保健部長の答弁要旨】
 一般会計からの繰り入れについては、国や他の自治体の動きを見てみたい。

給食:13年には、三島と土居の両センターの統合方針を明らかにし、わが党青木議員の13年3月議会の答弁でも「12年の7月の委員会に於いて一本化で進めることで了解を得ている。個々に戻すことはまずない」としていたものを、昨年12月議会で、突然川之江を含め検討すべきとの意見で現在センター化を検討中とのことであった。
三島の給食センター建て替えは10年前から課題に挙がっており、土居との一本化を表明していたにも関わらず、川之江を含めセンター化の提起は問題を複雑にし、三島給食センターの建て替えそれ自身を揺るがすものであり、軽々に論じるものではない。
「建設準備委員会」の役割は、生徒や保護者など関係者へのアンケートを取り、その意見から給食の果たしている、果たすべき役割、効果を分析し、たたき台として市へ提案すべきものと考える。
【教育部長の答弁要旨】
 
川之江の各学校給食設備も昭和55年、56年整備するなど古くなってきている。将来を見据えた立場での検討をしている。

「集約化」:地方創生の背景について、今回の総選挙での自民党の「政権公約2014」には、「道州制の導入に向けて、国民的合意を得ながら進めてまいります。導入までの間は、地方創生の視点に立ち、国、都道府県、市町村の役割分担を整理し、住民に一番身近な基礎自治体(市町村)の機能強化を図ります」としています。つまり、道州制導入までの準備段階として「地方創生」を捉えています。国土交通省は、2050年度にむけての新たな『国土のグランドデザイン2050』を14年7月4日に決定し、なかでも、リニア新幹線を大前提に三大都市圏(品川・名古屋・新大阪)を結合した「スーパーメガリージョン」形成と「コンパクト+ネットワーク」による「高次地方都市連合」(人口30万人程度)構築を盛り込み、これをもとに、「国土形成計画」の見直しの予算を概算要求しているとのことです(地方創生で地域は再生するか:岡田智弘論文引用)。平成の合併を繰り返してはなりません。
「立地適正化計画事業」に3千万円もかけるなら、このような、背景を把握したうえで、国に振り回されず、二次総合計画を充実、発展させるべく、国の制度をわが街のために使い切る立場で、衆知を結集し取り組むことを求めます。
【企画財務部長の答弁要旨】
 第二次総合計画の分野別、共同プロジェクトなどを通じ、具体的に進めていく過程で、「地方版総合戦略策定」に反映したい。
【建設部長の答弁要旨】
 川之江地区まちづくりについては、市の独自性を発揮していきたい。

<再々質問>
 
時間も限られており、最後に二つのことを紹介しておきます。
「平成の大合併」について、西尾勝氏(東京大学名誉教授)は4日の参議院調査会で「当時は合併を推進する立場だったが、結果をみると大失敗だったといわざるを得ない。それぞれの地域の自治を守る方策を考えるべきであった。」西尾氏は、自身を道州制の慎重論者だと述べたうえで、「自治体数が多すぎるのでさらなる合併を進めようという議論は非現実的。平成の大合併の失敗を繰り返すことになり、地方自治体からの反発は避けられない」と表明していると(赤旗3月7日)報道されています。
また、6日の衆議院予算委員会で、石破茂地方創生担当相は、自治体に策定を求める地域活性化の5か年計画「地方版総合戦略」に関し「複数の自治体をまたいで作る方が効果的な場合もある。県をまたいでも結構だ」と説明。「何が地域に一番寄与するかが大事で『自治体ごとに』という狭い考え方は持っていない」として、弾力的に対応する意向を明らかにしたと(愛媛新聞3月7日)報道されています。
地方創生が、道州制の準備段階としてとらえられていることが、早くも垣間見えます。同時に、平成の大合併が推進者をして、大失敗であったことを明らかにし、道州制は平成の大合併の失敗を繰り返すといわしめています。
いまこそ、国いいなりではなく、住民のいのち・くらし一番に考えた対応が求められています。立場は違っても、住民のみなさんの幸せを考え、それぞれの分野で知恵出し合い、未来の市のあるべき姿を練り上げようではありませんか。
これをもって代表質問を終えます。

 

2014年12月議会  白紙に戻した市民文化ホール設計委託料の処理について

12月議会一般質問 「白紙に戻した市民文化ホールの処理について」ほか2件で質問

12月9日(火)2番手で質問に立ちました。
質問の要旨は、次のとおりです。一問一答方式で行いました。
 質問項目1.白紙に戻した市民文化ホール設計委託料の処理について
(1)9月議会答弁以後の経過説明を求める。応札業者聞き取りと詳細内訳書、および
設計者の収集情報の内容の明示を求める。 その分析結果を問う
(2)特記仕様書の設計与条件及び契約書第45条、第46条と第58条などの市の認識を
問う
(3)当事者(市・設計事務所)間の協議内容と経過を明らかにし、市民に説明責任を
果たすうえで、委託料の一部返還を求めるべき
質問項目2.入札問題について。予定価格の事前公表は適切か
(1)予定価格の事前公表導入の理由は、そもそも何か
(2)1円単位まで同額応札、川之江、新宮地域に集中、落札率86・90%。一方、
  三島・土居地域は落札率が高止まりで推移している状況認識を問う
(3)落札状況を他の自治体や県との情報交換はなされているか
(4)背景を分析し、予定価格の事前公表の適否を判断すべき。公募型の地域枠を
取っ払うのも一策ではないか
質問項目3.サービスは高くの立場から、老人福祉施設と公園管理について問う
老人福祉施設について
(1)平成25年度決算より、旧自治体4地域での運営経費・条件が違うのはなぜ
(2)利用実態をどうとらえているか
(3)公平・平等な扱いといえるか。高齢者の集える施設でこそ、安否確認できる
深い交流のつながりを構築すべき。不均衡な取扱いは是正すべき
公園管理について
(1)公園管理について、都市公園でありながら、なぜ所管課が異なるのか
(2)公園管理の一元化を目指して取り組んできた経緯があるが、現在の到達点は
どう整理されているか。
(3)都市計画課直轄管理の総合公園とそれ以外の下で管理しているのとで、対応の
違いが目に見えて顕著なのはなぜか
(4)都市公園は、公園機能・環境の充実の上からも、都市計画課が管理のうえ、
  公平・平等の視点で、市民に対し年次計画を立て充実していくべき

一般質問全文・答弁をお知らせします。
議席番号5 日本共産党 三好 平 です。
安倍内閣は、秘密保護法、集団的自衛権行使容認など、国の有り方の根本を揺るがす際に国民の信を問う機会を与えずにおきながら、今回は政権延命の大義なき解散を強行しました。
満身の怒りをもって抗議するとともに、この機会をとらえ、国民のいのち・くらしを守るため日本共産党の躍進で、安倍政権に厳しい審判を下すべく奮闘することを表明し、質問に入ります。

機イ泙此白紙に戻した市民文化ホールの設計委託料の処理についてであります。
(1)9月議会での私の「白紙から出直し、計画・予算の大幅縮小で市民の声に応えよ」との質問に対し、当局の答弁は、「3度目の入札不調の結果を受け、今後は入札参加者への聞き取りや詳細な内訳書をもとに、設計者を通じて収集した情報も加え、どうしてこのような開きが出たのかという原因について分析を行いたいと考えている。また、事業実施を前提として、現計画を白紙に戻し、市の財政状況や今後の入札環境に配慮しながら、市民が求めている実現可能な機能・施設規模を早急に再検討し、早期着工・完成に向けて鋭意努力していく」とのことでありました。現計画を白紙に戻し再検討することとなったことは、市民の声に応えた方向であります。
1)そこで一つは、不調となった原因調査の内容の明示を求めます。併せて、その分析結果を問う。
企画財務部長の答弁要旨:入札時に参加者から提出の「工事内訳書」によると、大きな金額の開きが出ているの工種は建築主体工事約11億円、電気設備工事で約1億7千万円である。建築主体工事の中でも鉄骨工事において約5億7千万円の差が生じており、ほかに約1億円余りの差があるのが、直接仮説工事・土工事・鉄筋工事・型枠工事・金属工事・内外装工事である。
 次に、設計者を通じての聞き取りでは、全国的に、大型工事の入札不調による積み残しが発生しており、その上に新しい年度の発注がなされ建設業界の発注量と受注可能量の間のアンバランスが生じ、各工事における見積額の高騰が予想以上であるという回答を得ておる。今年3月に行った2回目の入札では、最低応札額が税込で約70億7千万円、その後、5億円を超える仕様の減額見直しや約2億8千万円の外構工事を別発注するなどして臨んだ今年8月の3回目の入札では、約76億4千万円と設計内容を圧縮したにもかかわらず、僅か約5か月の間に応札額が急激に上昇している。
 このことからも、入札不調の主要因については、工事量の増加による急激な資材単価の高騰、型枠工などの技能労働者不足に起因する下請労務単価の高騰による予想を上回る工事費の高騰であると考えている。
三好見解の要旨:需要と供給のアンバランスが原因とのことだが、当初設計内容をどう見ているか。(2回目の入札での)14億5500万円を超えての差をどう分析したか。
市民文化ホール等整備課長の答弁要旨:発注方式を分離をやめ一括に変え応札業者の望身に答え、主要単価の一部も見直したので、ある程度適正になったものと判断した。
三好見解の要旨:当初の設計が無理矢理に詰め込んだ内容だったとの我々の主張の検証を明確にすべきことを求めて次に移る。

(2)設計委託契約書、特記仕様書から
1)特記仕様書の設計与条件のうち、建設条件として、「予定工事費50億円(造成費をふくむ)、建設工期平成25年6月から平成27年3月指定の期日までに完工引き渡しを設計条件とする」と謳い、余裕幅を認めていません。認識はどうか。
市民文化ホール等整備課長の答弁要旨:基本設計及び実施設計の業務委託契約締結の際の特機仕様書であり、そこに記載された予定工事費50億円は、設計者選定のプロポーザルコンペの「延べ床面積10,000崢度」「概算事業費50億円を予定」に基づき算定されているので、あくまでも概算事業費という認識を持っている。
建設工期に関する「平成25年6月から27年3月指定の期日までに完工引渡しを設計条件とする」という記載については、1年9か月を工期とする工種・工法を採用して設計する条件を明文化したもの。具体的に言えば特殊工法を用いた工期を超える設計などは認めないということで建物の完成までを求めているものではない。
三好見解の要旨:概算事業費であり、工事の完成の縛りは持っていないような答弁は、素直に読めば納得できない。

2)特記仕様書を履行せず、契約履行即ち工事発注も実現できない設計委託料の支払いは問題ありといわざるを得ません。契約書第45条には、瑕疵又は債務不履行に対する受注者の責任が次のように規定されています。「瑕疵(きず、欠点)ある場合、損害の賠償を請求できるとし、検査に合格したことをもって免れるものではない」。また、第46条では、履行遅滞の場合における損害金等の規定、第58条補則では、「定めのない事項、疑義が生じたときは、必要に応じて発注者と受注者とが協議のうえ定める」とありますが、認識はどうか。
市民文化ホール等整備課長の答弁要旨:「予定工事費」については、あくまでも概算事業費であり、その後、設計協議を進めていく中で、最終的には延べ床面積が約11,390屬箸覆辰拭この増加は、市と協議の上行われている。なお、工事費についてもその分増額しており、当初の崔渦舛呂曚楹諒櫃気譴討い襦「建設工期」については、設計の工種・工法を制約するものであり、工事の完工をもって、設計委託の完了を条件とすものではなく、債務不履行には該当しないものと考える。設計委託料の支払いは問題ありとのことだが、入札不調となった原因については、先程答弁した要因により、予定価格と応札額に差が出たものと分析しており、このことを持って設計会社に法的に責任を追及することは難しいと考える。
三好見解の要旨:設計事務所にはあまりに寛大であり、市民には理解不能と言わざるを得ない。

(3)市と受託設計事務所の間での協議内容と経過を明らかにし、市民に説明責任を果たすうえで、委託料の一部返還を求めるべきについて
1)当初の設計図書はご破算になった。ここにおいて、設計委託料141,750千円の処理をどうするかが、市民の注目を集めています。市民の声は、このまま不問にするなら「税金やか納める気にならん」との強い意見が出されています。設計事務所の所長さん方も「設計図書をもとに実現してこその委託料、成功報酬であり、実現に至らなかった責任を設計事務所としてどう考えているのか明確にすることが必要」また「実費は支払うとしても、満額は考えられない」さらに「最初に明示された予算内で設計するのが前提」などさまざま意見があります。
そもそも、委託料の返還問題を市は相手に提起したのか。明らかにされたい。
篠原市長の答弁要旨:この件については、顧問弁護士に法律的観点から見解を伺った。その結果、一般的に返還請求には入札不調の原因を日建設計の責任と特定できる客観的な証拠が必要で、全国的に見ても他の設計者にも同様の事例が見受けられることなどの状況から判断して、客観的な証拠を得ることは難しく、法的には返還請求は難しいということであり、返還請求については行っていない。
三好見解の要旨:業界では受け手が強い状況ではあるが、客観的事実として、最初の設計が過大ではなかったか。崔渦舛50万円を切れており、2回の見直しで当初の崔渦60万円に戻った状況であった。日建設計は新居浜でも経験し、当市では2度、3度と入札不調になった段階で、向こうから申し訳ない、こうさせてもらいたいといってくるのが市民的常識だと考える。そのうえで、次の項目に移る。

2)市は市民に対する説明責任をどう果たすのか。
篠原市長は、説明責任について、3)項目めも含めての答弁としてよいかを断り、答弁に立った。
3)市民に説明責任を果たすうえで、委託料の一部返還を求めるべき。
篠原市長の答弁要旨:先ほども答弁したとおり、顧問弁護士とも協議した結果、法的には設計者の責任を問うことは難しく、その結果、委託料の返還を求めることはできないという判断をした。
日建設計には、原設計におけるホールに関連する舞台装置など特殊なノウハウ、データの協力を求めていこうと思っている。
三好見解の要旨:顧問弁護士を引き合いに出されたが、弁護士は一人ではなく、専門とする分野の弁護士を探すなど、複数で詮議する努力をすべきある。今後、ノウハウの提供の協力を言われるが、相手に、素直にどう思っているか質すこと求め次の質問に移る。

供ゼ,法入札に際しての予定価格の事前公表は適切か について
(1) 予定価格の事前公表導入の理由はそもそも何か、説明を求めます。
管理課長答弁要旨:合併前はそれぞれの市町村で非公表にて執行していたが、国からの通達により、合併後の平成16年7月1日より事前公表に改正して執行している。その理由は、予定価格を事前公表とすることにより、予定価格を探ろうとする不正な動きを防止し、不自然な入札を行いにくくする。また、職員等が入札談合に巻き込まれる恐れがあるということを防止するためである。
三好見解の要旨:明確なお答え、ありがとうございます。

(2) 管理課調査資料からは、平成26年度10月までの工事発注で、1円単位まで同額応札が、川之江地区児童遊園地遊具設置工事で、7業者中4業者が予定価格12,600万円に対し、落札額が10,835,999円で同額となり、くじ引きで契約者を決定、また堀切線道路改良工事では、8業者中4業者が予定価格9,950万円に対し、8,556,999円で同額となりくじ引きで決定、いずれも落札率は86%。南部団地第1団地14棟手摺・外壁等改修工事は、4業者中3業者が予定価格17,800万円に対し、落札額が16,019,999円と同額、落札率90%、くじ引きで決定。これは、川之江・新宮地域の業者が対象のものばかりであるとのこと。一方、三島地域、土居地域業者対象の工事発注の落札状況は、川之江・新宮地域にみられる現象はなく、落札率は平均96%を中心に分布しているとのことであり、高止まりで推移しています。
なぜ、1円単位まで同額の応札となるのか、予定価格を物差しにして推計、具体的に見積もりをしているのか、市内業者で区域が違うだけで、低入札すれすれと高止まりの2極化が、なぜおこるのか、など疑問を持つが、こうした状況を市はどう認識しているかを問う。
管理課長答弁要旨:同額応札については、工事個所の状況や位置また予定価格等を勘案して、落札したいと考える業者が多くなると、当然落札率は低くなり、最低制限価格に近い金額での応札となると考えられる。本市の最低制限価格の計算方法については市ホームページにて公表されており、試算するとある程度の割合に応札業者が集中することが想定され、同額応札も当然に起こりうると思われる。
また、各地域の落札率の実態調査については、平成26年3月定例会において三好議員が調査を行った当時とほぼ同様の落札率で推移している。この各地域の落札率については、各地域のそれぞれの建設業者が設計図書に基づいて適正で合理的な積算により、予定価格の制限の範囲内で応札した結果であると考えている。
三好見解の要旨:立場上いえないのは、わからないでもないが、市民が知ればなぜとの疑問は当然。市当局として素直に疑問を持たないのか。悩ましい問題の改善をめざし、次の項目に移る。

(3) 落札状況を他の自治体や県との情報交換はなされているか。
管理課長答弁要旨:愛媛県においては、県と市町との、協力体制の強化や情報交換による相互の連携を図るため、「愛媛県技術管理等連絡会議」を開催し、入札契約に関する専門意識の向上に努めている。また、東予管内4市においても、毎年、入札担当者会を開催し、情報交換に努めている。
三好見解の要旨:こうした機関、会議があるなら、十分反映、検討できるはず。内ではこんな入札があるが他市ではどうか、悩ましい問題だが改善の方策はどうすればよいかなど。業者さんには正当な利益は当然得ていただかなければならないが、税金であり、企業努力も要請するべき立場から、次の項目に移る。

(4) 税金のより有効な活用を図る立場で、(なぜこんな状況が起こるのか)背景を分析し、予定価格の事前公表の適否を判断すべきと考えるがどうか。
公募型指名競争入札の地域枠を取っ払うのも一策ではないか。答弁を求めます。
総務部長答弁要旨:予定価格の事前公表の適否を判断すべきとのことであるが、前段での議論もしてきたが、当市においても入札不調があり、全国的にも入札不調、不落が続き、国においては現下の時勢を受け、入札関係事務の適正化について指針を策定中とのことで、それを示されたのを受け、議員指摘の内容も含め望ましいあり方を検討したいと考えている。
 また、公募型の入札方法による地域枠については、本年3月の定例会でも答えたとおり、全ての地域まで拡大してしまうと確かに参加業者数は増え競争性が高まり、落札率も下がる可能性はあるが、逆に中小業者が淘汰され、廃業や指名辞退の件数が増えるといったことが懸念されることから、現在の公募型指名競争入札において、地域枠を設定する方法が、各地域の業者育成に繋がるものと考えている。
三好見解の要旨:国の指針待ちとのことだが、自治体として、独自に情報収集し、分析し判断する主体性を持つべきである。地域枠を取っ払うことが、中小業者が淘汰されるとのことだが、市内業者をA・B・C・Dなどに分類して、工事額などによりその発注業者の振り分けをしており、納得できない。今後真摯に検討を要請し、次の質問に移る。

掘ゥ機璽咼垢蝋發の立場から、老人福祉施設と公園管理について問う について
老人福祉施設費をめぐって
(1)平成25年度決算において、老人福祉施設費で、お風呂付の施設の運営経費が川之江老人憩いの家費4,467,945円、土居老人憩いの家費9,043,476円、三島の老人センター費9,970,255円となっており、土居・三島はバスでの送迎対応をしています。新宮は、そもそも老人福祉施設費での対策がなされていません。旧自治体の4地域で運営経費、条件が違うのは何故か、説明を求めます。
篠原市長答弁要旨:運営経費の差異は、主にお風呂の運営形態の違いによる。「川之江老人憩いの家」は1浴槽にて週2日、「老人福祉センター」は2浴槽で週4日、「土居老人憩いの家」は1浴槽で週5日循環式にて運用しており、燃料費や光熱水費等に差異が表れている。
また、バスの運行については、老人福祉センターは建設経緯の中で開始したものであり、土井老人憩いの家については、介護予防の意味も含め送迎付きのサービスを展開しているためである。
 なお、新宮地域においては、高齢者福祉の拠点として「高齢者生活福祉センター」があり、デイサービスや夫婦でも利用できる居住事業を展開している。
 施設の運用形態の差異については、合併以前の各地域での固有の運営を住民要望も踏まえたうえで、踏襲しているために生じたものである。
三好見解の要旨:旧来の自治体の運用を踏襲しているとのことだが、次の点はどうか。

(2)年間の延べ人数での利用実態は、川之江15,704人、土居2,558人、三島18,730人
となっていますが、この利用者の状況をどうとらえていますか。
篠原市長の答弁要旨:川之江の施設は町中にあり、利用するのに利便性が良い。三島の福祉センターは山の中で行く気がしない。精査はしなければならないが。

(3)維持経費と利用実態からして、公平平等な扱いといえるか。60歳以上の高齢者全体の福祉行政としてどう対応するべきかを研究、検討すべきと考えます。病院の待合で、「近頃顔を見ないが、あの人大丈夫」なんて笑話がありますが、本来はお風呂付の憩いの家など高齢者の集える施設でこそ、安否確認ができる深い交流のつながりを構築すべきではないか。
合併10年を経て、なお、このような不均衡な取り扱いは是正すべきであります。その際は、当然サービスは高くをめざし、改善を図るべきです。答弁を求めます。
篠原市長の答弁要旨:公平は大原則。合併10年。主観的には別にして、客観的に見て、利便性が不都合、負担が不都合ならば改善しなければならない。
三好見解の要旨:ぜひ、ご検討をいただきたい。

公園管理をめぐって
(1)平成25年度決算で、公園管理が分散管理されている状況があり、その一つに都市公園でありながら、なぜ所管課が異なるのか説明を求めます。
建設部長答弁要旨:現在、都市公園は22か所開設している。その内訳は、総合公園2箇所、運動公園1箇所、地区公園2箇所、近隣公園3箇所、街区公園8箇所、広場公園5箇所、墓苑1箇所である。
これら公園の所管については、合併後に公園管理の一元化を検討する中で、一部の公園について都市計画課に移管された箇所もあるが、基本的には16年の合併以前の形態を継続しており、都市計画課所管が19箇所で、都市計画課以外の所管は3箇所となっている。
 城山公園と向山公園については、観光交流課が所管し、運動施設部分は生涯学習課が所管している。
また、浜公園は、運動施設として生涯学習課が所管している。
三好見解の要旨:合併前の運用を踏襲しているとのことだが、答弁の中で公園の一元化に触れられていたが、次の項目に移る。

(2)公園管理の一元化を目指して取り組んできた経緯がありますが、現在の到達点はどう整理されていますか。説明を求めます。
建設部長答弁要旨:過去に公園管理の一元化をめざして取り組んできたが、整備された経緯、所管省庁の違い、補助金等の違いから、公園管理の一元化については、なかなか難しく現在に至っている。
なお、市民からの公園等の問い合わせについては、要望を受けた部署が責任を持って対処できるよう地図検索システムを整備して、各課での検索が可能となっており、市民のみなさまにご迷惑のかからないよう改善されている。
三好見解の要旨:市民対応では、改善を図ったとのことだが、次の項目について。

(3)都市計画課直轄管理の総合公園である三島公園とそれ以外の課で管理している城山公園では、投資額も大きく違い、現場に正規職員を配置しているのと、シルバーに丸ごと委託しているなど、対応の違いが目に見えて顕著なのはなぜか。
建設部長答弁要旨:都市計画課で所管している総合公園である三島公園については、13.9ヘクタールの面積を有する大規模な公園であり、市内全域の住民が利用する公園として、適切な管理に努めている。
平成25年度決算においてシルバー人材センターへの管理委託料は額は、都市公園全体で約565万円ですが、そのうち、三島公園は約369万円の作業実績となっている。また、臨時職員は、全体で3名配置しており、そのうち三島公園には1名を配置している。
 観光交流課で所管している城山公園の管理については、臨時職員の配置はないが、平成25年度決算において、管理委託料としてシルバー人材センター等へ約750万円の作業実績であり、施設の維持管理や補修・樹木等の伐採等といった管理に努めている。
 各公園で休養・観光・運動などの機能面の違いがあり、各施設の内容に応じた管理を行う必要から所管課も異なり、各機能に応じた管理を実施しており、城山公園においても「必要な管理委託を実施している。今後とも、公園の機能や利用の状況も考慮しながら、市民にとって同水準で公平・平等なサービス提供ができるように努めていきたい。
三好見解の要旨:城山公園も放置していないとの説明のようだが、これは平成25年度のことで、三島公園は、コンクリート敷きの駐車場を除去し、芝生で緑化を図り、別に駐車場を整備する等大きな投資をしてきた。予算を見ても都市計画直轄管理でどれほどの投資があるか一目ではわからないが、城山公園は一見してわかる。次の項目に移る。

(4)平成25年度成果報告によれば、都市計画課の公園事業(成果報告P143)の位置づけは、「都市における公園緑地などの空間の確保は、市民に安らぎを与えるとともに、四季に応じた季節感を創出し都市景観に潤いと特色を与えるなど、良好な環境の形成は欠かせないものである」と記されている。
観光交流課の公園の管理と整備(成果報告P131)の位置づけは、「市民の憩いの場である公園として、より一層の利用を図る為、管理と整備に努めた」と記されている。
おのずと担当課の性格によりその視点は異なるのは当然であります。
その意味からも都市公園は、公園機能、環境の充実のうえから、都市計画課が管理のうえ、公平・平等の視点で、市民に対し年次計画を立て充実していくべきと考えます。その際、サービスは高くをめざすべきです。今後の管理の考え方を示されたい。
建設部長答弁要旨:現在、都市公園の所管が3課に分かれており、管理の仕方はそれぞれの課の事務業務・予算の確保をはじめ日常の管理等について、議員指摘のとおり公園管理の視点が異なっている。
 管理状態に差が出ることは、決して好ましい状況ではなく、できる限り生じさせないことが重要であり、議員提案の管理における年次計画を策定し計画的な管理をすることも有効な解決策と考える。
 ただ、「都市計画課が管理をする」との提案については、諸条件を整理する必要もあり、関係各課で協議を進めていきたい。
三好見解の要旨:公園、老人施設を例に公平・平等の視点からみてきたが、合併10年たって、前の自治体の運用を踏襲するのではなく、四国中央市民は一つの立場からの取り組みが求められる。
鳥瞰、鳥のごとく空から見渡せる立場にある市長はじめ幹部のみなさんが、公平・平等の視点で取り組み、四国中央市は市民一人ひとりを大事にしてくれているとわかり、伝わる市政運営を求めるとともに、市民文化ホールでは規模の縮小で市民の声に答えた取り組みを我々も評価しているが、40億円、50億円の節減をしたから、設計委託料はもうええという立場でなく、頑張るべきことを要請して質問を終わります。

 

2014年12月議会 開会日  認定第1号のうち、一般会計認定の反対討論に立つ

 さる9月議会で決算特別委員会に付託され、10月16・17日に審議した認定第1号平成25年度四国中央市一般会計及び特別会計歳入歳出決算の認定について と 認定第2号平成25年度四国中央市水道事業会計決算、四国中央市簡易水道事業会計決算及び四国中央市工業用水道事業会計決算の認定について、12月議会開会日において認定第1号のうち一般会計について反対討論に立ちました。
反対討論は次のとおりです。


認定第1号 平成25年度四国中央市一般会計及び特別会計歳入歳出決算の認定についてのうち、一般会計の認定についての反対討論                                                               2014年12月3日

議席番号5 日本共産党 三好 平です。
認定第1号のうち、一般会計認定について、日本共産党議員団を代表して反対討論を行います。
 平成25年度決算では、評価できる施策も次のように取り組んでいることが確認できました。
福祉施策の老人福祉事業では、多彩な支援策を市単独で取り組んでいること、また中小企業、雇用支援対策に独自の施策を展開していること、及び住宅リフォーム助成制度の拡充に取り組まれているなどがあります。
一方、マンパワーが必要な現場を中心に職員の努力で機敏に対応されている実態を確認することもできました。これらは、大いに評価すべきであり、市民のみなさんに積極的に知らせていくことにも努めなければなりません。

こうした評価点と裏腹に、問題点も指摘しなければなりません。
ひとつは、市民文化ホールに関わって、現計画を白紙にし、再検討することとなったのは、市民の声に応えた方向であります。同時に、当初の設計図書はご破算になりました。ここにおいて、歳入の市債及び、歳出の企画費に含まれる設計委託料99,250千円(前年支出分ふくむ141,750千円)は、決算認定はできません。設計図書をもとに実現してこその委託料であり、実現に至らなかった責任を明確にすることが、委託契約を締結した市と設計事務所相互の責任であります。そのうえで、設計委託料の処理を協議検討することを求めるものです。市民の声には、「これを不問にすれば税金やかおさめる気にならん」との強い意見が出されています。
また、入札執行において2回目の入札(H26.3.14執行)は予算の範囲内で執行し、自治法上問題なしとの市当局の見解についても、議会として黙認すべきではないと考えます。2回目の入札は特例要綱を定め、公告において予定価格を事後公表として実施し、予定価格との差が14億5千万円を超える差で不調となったのを受け、3回目の入札に際し、建物の仕様、設備を低減する見直しをし、なおかつ不足額を埋めるために予算を増額し実施しました。これは、2回目の入札が予算を確保しての入札ではないことを証明したものであり、予算の裏付けがなかった結果であります。

 
 次に公平・平等の取り扱いについての是正を求めます。
歳出の老人福祉施設費で、川之江老人憩いの家費4,467,945円、土居老人憩いの家費9,043,476円、老人福祉センター費(三島)9,970,255円で、土居・三島はバスでの送迎対応をしている。利用実態は、川之江15,704人、土居2,558人、三島18,730人となっています。新宮は福祉施設費として、そもそも対策がなされていません。維持経費と利用実態からして公平・平等な扱いとなっていません。合併10年を経て、なお、このような不均衡な取り扱いは是正すべきであります。当然、サービスは高くをめざし改善を図るべきです。
また、歳出の観光施設管理費に公園の種分けの考え方に一貫性がありません。都市公園も含まれています。一方、三島公園は都市計画課において直営管理で、職員も配置し、投資額も大きい。都市公園である城山公園などはなぜ都市計画課で一元管理していないのか。公園管理一元化の方針で進めてきた方向と矛盾しています。公平・平等な取り扱いに改善を図るべきです。

次に、福祉施設アウトソーシング推進事業の先行問題です。
特別養護老人ホーム豊寿園の民営化に向け、平成25年度7月に設立した「四国中央市特別養護老人ホーム民営化等選定検討会」が、平成26年度末の民営化を目標に、公募方法や移譲の条件等を協議し、平成26年2月から3月に移譲先事業者の公募、書類審査及びヒアリング審査を行い、社会福祉法人愛美会に移譲先が決定したと成果報告書(P77)に説明があるが、検討会の報告は、議員には勉強会として行ったが、あくまで報告であり、決定ではない。にもかかわらず、第三者に対して委託事業者として決定したとする行為は、正当な行為としては問題があります。加えて、議会軽視といわざるを得ません。

 人権対策事業については、あらゆる差別をなくする立場での取り組みが求められています。
市として、四国中央市人権対策協議会補助金21,157,616円を支出しているが、その活動内容は現状では同和問題に特化した内容となっており、中央・県段階での団体への参加などはとりわけ顕著である。議会として平成25年陳情第9号「四国中央市人権対策協議会の補助金」に関する陳情(平成25年11月26日受理)の趣旨採択を(平成26年3月25日議決)しており、見直しすべき点を明確にすべきです。

 
 審査意見書(P22)の不用額総額936,616,304円と大きいが、これを市民生活応援のために執行促進すべきです。残すことを優先させるのは、大型箱物建設の予算圧迫が要因として存在する。不要額引き上げ一辺倒の姿勢からの転換を図るべきです。
また基金積み立ての姿勢も、大型箱物優先のもたらす結果となっており認めがたい。

 審査意見書(P23)の節別決算状況年度別比較表の委託料3,227,503,024円は前年比360,887,384円増となっており、これは、隠れた人件費でもあり、職員削減の結果でもあると考えます。また委託先も市外業者が多くを占めていることが推測されます。職員削減、官製ワーキングプアの臨時職員で補強する体制は見直し、冒頭で触れたマンパワーこそ自治体の宝・財産であり、市民のいのち・くらし一番に考えた税金の使い道に転換することを求めます。

 以上をもって、反対討論とします。
チェック機関としての議会の役割を果たす意味からも、ご賛同いただくことを願い、発言の結びとします。

 

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